特許
J-GLOBAL ID:200903080939512046

連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-299887
公開番号(公開出願番号):特開平11-077268
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】バルジング性湯面変動の周期が鋳込み速度の変更によって変化しても、その周波数に瞬時に追従して効果的な制御を持続すること。【解決手段】連続鋳造機におけるモールド5内の溶融金属2の湯面レベルと設定湯面レベルとに基づいて制御演算を行ない、湯面レベルが一定となるようにスライディングノズル制御器8へスライディングノズルの開度指令を出力する制御装置9として、線形行列不等式を拘束条件とする凸最適化問題に帰着して得られたゲインスケジューリング制御器を用い、連続的に検出される湯面レベルの信号をオンライン周波数解析することによって、バルジング性湯面変動の周期であるバルジング周波数を追従検出し、この検出結果に基づいてゲインスケジューリング制御器のパラメータを連続的に変更する。
請求項(抜粋):
連続鋳造機におけるモールド内の溶融金属の湯面レベルを検出する湯面レベル計と、タンディッシュに設けられたスライディングノズルの開度を調整して、前記タンディッシュからの溶融金属流入量を調整するスライディングノズル制御器と、前記湯面レベル計により連続的に検出される湯面レベルと設定湯面レベルとに基づいて制御演算を行ない、前記湯面レベルが一定となるように前記スライディングノズル制御器へスライディングノズルの開度指令を出力する制御装置とを備えて、前記連続鋳造機におけるモールド内の溶融金属の湯面レベルを前記設定湯面レベルに一致するように制御する制御方法において、前記制御装置として、線形行列不等式を拘束条件とする凸最適化問題に帰着して得られたゲインスケジューリング制御器を用い、前記湯面レベル計により連続的に検出される湯面レベルの信号をオンライン周波数解析することによって、バルジング性湯面変動の周期であるバルジング周波数を追従検出し、前記検出結果に基づいて前記ゲインスケジューリング制御器のパラメータを連続的に変更するようにしたことを特徴とする連続鋳造機モールド内湯面レベル制御方法。
IPC (4件):
B22D 11/18 ,  B22D 11/16 104 ,  G05B 13/02 ,  G05D 9/00
FI (5件):
B22D 11/18 B ,  B22D 11/18 J ,  B22D 11/16 104 F ,  G05B 13/02 T ,  G05D 9/00 A

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