特許
J-GLOBAL ID:200903080945353723

排ガス流路構成部材用フェライト系ステンレス鋼及び製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-067842
公開番号(公開出願番号):特開平6-279950
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 耐食性,加工性及び高周波造管性の全てに優れ、排ガス流路構成部材として好適なフェライト系ステンレス鋼を得る。【構成】 C:0.02%以下,Si:0.3〜1.5%,Mn:1.0%以下,P:0.01〜0.2%以下,Cr:11〜23%,Nb:0.1〜1.0%,N:0.02%以下,必要に応じてMo:2.5%以下,Cu:1.0%以下,Ti:0.3%以下及びAl:0.3%以下の1種又は2種以上を含むフェライト系ステンレス鋼であり、C+N≦0.03%及びNb≧7(C+N)-0.01(Cr-12)+0.15の関係を満足している。鋼材表面に形成されているCrの不動態皮膜に、最も濃縮している部分のSi濃度が素材のSi含有量の2倍以上であるSi濃縮層がある。Si濃縮層は、鋼材を圧延又は研磨した後、温度950〜1050°C及び露点-30〜-60°Cの範囲で光輝焼鈍仕上げすることにより形成される。
請求項(抜粋):
C:0.02重量%以下,Si:0.3〜1.5重量%,Mn:1.0重量%以下,P:0.01〜0.2重量%以下,Cr:11〜23重量%,Nb:0.1〜1.0重量%,N:0.02重量%以下及び残部Feからなる組成をもち、C+N≦0.03重量%及びNb≧7(C+N)-0.01(Cr-12)+0.15の関係を満足し、且つ表面に形成されているCrの不動態皮膜にSi濃縮層があり、該Si濃縮層の最もSiが濃縮している部分のSi濃度が素材のSi含有量の2倍以上であることを特徴とする排ガス流路構成部材用フェライト系ステンレス鋼。
IPC (5件):
C22C 38/00 302 ,  C21D 6/00 102 ,  C22C 38/26 ,  C22C 38/28 ,  C23G 1/08

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