特許
J-GLOBAL ID:200903080953703300

メモリカートリッジの取出機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-083463
公開番号(公開出願番号):特開平7-296122
出願日: 1994年04月21日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】レバーによるメモリカートリッジの引き抜き力を有効に利用する。【構成】スライド板30を、カートリッジ挿入排出方向にスライド自在にガイドすると共に、スライド板30にメモリカートリッジ10と係合する係合部46、を形成する。レバー32は、その作用点となる中央開口部33が、スライド板30に植設されたピン48によって回動自在に支持される。これにより、レバー32からスライド板30に引き抜き力が伝達されても、スライド板30に回転モーメントは生じない。また、レバー32の回動範囲に、レバー32の回動支点となる第1支点50、第2支点52を設ける。イジェクトレバー34によるメモリカートリッジ10の引き抜き過程に於いて、レバー32の作用点は、スライド板30の係合部46、46間の中心線上Aに沿って移動するので、レバー32からの力が加えられると、スライド板50は回転モーメントを生じることなく前記中心線上Aに沿ってスライドする。
請求項(抜粋):
メモリカートリッジを使用する装置本体内にカートリッジ挿入排出方向に移動可能に配設され、カートリッジ排出方向の移動時にメモリカートリッジに係合する一対の係合部が形成されたスライド板と、該スライド板と係合する作用点となる部分と力が加えられる力点となる部分を有するレバーと、大きなてこ比が得られる位置に配設され、前記レバーがメモリカートリッジ取出初期の回動範囲にあるときにその回動支点となる第1の支点と、前記てこ比よりも小さいてこ比が得られる位置に配設され、前記レバーが前記回動範囲を越えて回動させられるときにその回動支点となる第2の支点と、を備えたメモリカートリッジの取出機構に於いて、前記レバーの作用点となる部分を、前記スライド板に形成された一対の係合部間の中心線上に配置したことを特徴とするメモリカートリッジの取出機構。

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