特許
J-GLOBAL ID:200903080957462498
放射線検出器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-268648
公開番号(公開出願番号):特開平7-120557
出願日: 1993年10月27日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 1つの放射線検出器により、アーチファクトを低減し、かつ効率よくエネルギサブトラクション処理のための、エネルギ状態の互いに異なる2種類の放射線画像情報を検出する。【構成】 K吸収端および発光波長の互いに異なる蛍光材料A,Bが均一に混合されてなる平面状のシンチレータ31と、この蛍光材料A,Bにより変換される各蛍光に対して異なる透過率を有する2種類のフィルタa,bが、固体光検出器33を構成する多数の固体光検出素子Pと対応して交互に配されたフィルタ部材32と、固体光検出器33とを積層して設ける。矢印X方向より照射された放射線は、シンチレータ31により、2種類のエネルギ状態の異なる蛍光の画像情報に変換され、各蛍光は各フィルタa,bの透過率に応じた強度でフィルタ部材32を透過する。
請求項(抜粋):
照射された放射線を可視光に変換する平面状のシンチレータと、該シンチレータの各部より変換された可視光をそれぞれ検出して全体として放射線画像を表す画像信号の出力に変換する、該シンチレータに積層され2次元状に多数の固体光検出素子が配された固体光検出器とを備えた放射線検出器において、前記シンチレータが、K吸収端および発光波長の互いに異なる2種類の蛍光体が均一に混合されてなり、該シンチレータと前記固体光検出器との間に、前記2種類の蛍光体の各発光光に対してそれぞれ異なる透過率を有する2種類のフィルタが、前記各固体光検出素子に対応する大きさの領域ごとに、前記固体光検出器の全面に亘ってほぼ交互に配されてなることを特徴とする放射線検出器。
IPC (3件):
G01T 1/20
, H01L 31/09
, H04N 5/325
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