特許
J-GLOBAL ID:200903080958765559

コンパクト容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西藤 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-164342
公開番号(公開出願番号):特開平10-005038
出願日: 1996年06月25日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】コンパクト容器から鏡のみを簡単に取り外すことができ、しかもヒンジ連結部に用いられる連結ピンが合成樹脂製で、かつ任意の開度で位置決め保持することができる、使い勝手のよいコンパクト容器を提供する。【解決手段】容器本体30の凹部30a内に、着脱自在に身枠1が取り付けられ、蓋体31の凹部10内に、着脱自在に鏡枠11および鏡32が取り付けられ、容器本体30に設けられる軸受部の下半分が、上記容器本体30に形成された小凹部2内に着脱自在に嵌入される弾性部材3によって構成され、上記軸受部の上半分が、上記身枠1から延設される突出部5によって構成され、上記軸受部を構成する弾性部材3と身枠1の突出部5の間で、蓋体31の後端部に設けられた合成樹脂製の連結ピン4が保持され、かつその外周面に摩擦抵抗が与えられ、蓋体31が、容器本体30に対し任意の角度で位置決め保持されるようにした。
請求項(抜粋):
容器本体と、上記容器本体の上面に形成された凹部内に保持される身枠と、蓋体と、上記蓋体の下面に形成された凹部内に、環状の鏡枠を介して保持される鏡とを備え、上記容器本体の後端部に設けられる軸受部と、蓋体の後端部に設けられる合成樹脂製の連結ピンとを係合させることにより、上記容器本体と蓋体とが回動自在に連結されているコンパクト容器であって、上記容器本体凹部の内周面に、周方向に所定間隔で、複数の係合用突起Aが設けられ、上記身枠の外周面に、上記係合用突起Aと係合しうる複数の被係合片aが設けられ、上記係合用突起Aと被係合片aの係合により、容器本体凹部内に着脱自在に身枠が取り付けられ、上記蓋体凹部の内周面に、周方向に所定間隔で、複数の係合用突起Bが設けられ、上記鏡枠として、外周面に、上記係合用突起Bと係合しうる複数の被係合片bを有し、周壁下部に、内向きに張り出したフランジ部を有するものが用いられ、上記鏡枠のフランジ部上面と蓋体凹部底面との間に鏡を挟んだ状態で、上記係合用突起Bと被係合片bの係合により、蓋体凹部内に着脱自在に鏡枠および鏡が取り付けられ、上記軸受部の下半分が、上記容器本体に形成された小凹部内に着脱自在に嵌入される弾性部材によって構成され、上記軸受部の上半分が、上記身枠から延設される突出部によって構成され、上記軸受部を構成する弾性部材と身枠の突出部の間で、上記合成樹脂製の連結ピンに摩擦抵抗が与えられ、蓋体が、容器本体に対し任意の角度で位置決め保持されるようになっていることを特徴とするコンパクト容器。

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