特許
J-GLOBAL ID:200903080969673206

現像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-223802
公開番号(公開出願番号):特開平8-087173
出願日: 1994年09月19日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 現像ローラとドクターブレードとのギャップ量の範囲制限を該ギャッブ量を小さくする方向に対し緩和でき、経年変化等に対する耐久性の向上を図る。【構成】 現像ローラ表面に対するドクターブレード64のギャップ位置の有効範囲を、現像ローラ表面の接線方向磁束密度を基に第1現像剤搬送極N2から第2現像剤搬送極S1に向けての角度θにより規定した。具体的には、第1現像剤搬送極N2から第2現像剤搬送極S1に向けて 3.5°乃至21°ずらした範囲の位置に上記ギャップ位置が設定される。この範囲は、最も第1現像剤搬送極N2よりの、現像ローラ接線方向の最小磁束密度が80ガウスである位置から、ギャップ量を 0.4mmに設定した場合に必要最低限の現像剤搬送が可能な位置に相当する。これにより上記ギャップ量の範囲制限を特に該ギャップ量を小さくする方向に対して緩和することが可能になる。
請求項(抜粋):
複数の現像剤搬送極及び一つの現像剤剥離極を有する円筒状の磁石と、この円筒状磁石の外周に回転自在に配置され、互いに隣接する前記現像剤搬送極間に形成される磁界によって現像剤を表面付着して搬送する回転体と、この回転体の表面との間に間隙を設けて配置され、該回転体の周面に均一な厚さの現像剤層を形成するための現像剤層形成部材とを有する現像装置において、前記現像剤層形成部材が、前記現像剤剥離極に対して前記回転体の所定の回転方向に隣接する第1現像剤搬送極とこの第1現像剤搬送極に対して前記回転体の所定の回転方向に隣接する第2の現像剤搬送極との間における、これら現像剤搬送極間の前記回転体接線方向の最小磁束密度が前記回転体上での所要の現像剤搬送を満足し得るような値を示す位置に、前記間隙を設けて配置されてなることを特徴とする現像装置。

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