特許
J-GLOBAL ID:200903080970613373

液晶表示素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-301192
公開番号(公開出願番号):特開平8-160407
出願日: 1994年12月05日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【構成】 液晶パネル2にマイクロレンズアレイを接着剤3を介して貼り合わせる際、液晶パネル2の上に接着剤3を、表示有効エリアRの重心Pから4隅に直線状に伸びるX字状に塗布する。そして、マイクロレンズアレイを液晶パネル2の上方から振動させながら加圧して下降させ、接着剤3の層の厚みが所定の厚みになった後は、マイクロレンズアレイの自重により下降させて貼り合わせる。【効果】 無荷重状態で貼り合わせる方法より、貼り合わせに要する時間を短くして、液晶パネルにおけるセルギャップの不均一化や、これに伴う画像品位の低下等を抑制して信頼性の向上を図ることができる。また、短時間で液晶パネルのコーナー部にまで接着剤3を行き渡らせることができ、たとえ横長型の液晶パネルを用いた場合にも、高い生産性で、かつ高歩留りで液晶表示素子を製造できる。
請求項(抜粋):
一対の透明基板を有し、基板間に液晶物質が充填され、多数の画素が形成される液晶パネルに、上記画素のそれぞれに光を集光させるマイクロレンズアレイを上方から下降させ、接着剤を介して貼り合わせる液晶表示素子の製造方法において、液晶パネルの表示有効領域の重心から各隅に向かって直線状に接着剤を塗布し、貼り合わせ時、液晶パネルとマイクロレンズアレイとの間に介在する接着剤の層の厚みが所定の厚みになるまでは、マイクロレンズアレイを加圧して下降させ、接着剤の層の厚みが所定の厚みに達した後は、マイクロレンズアレイの自重により下降させることを特徴とする液晶表示素子の製造方法。

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