特許
J-GLOBAL ID:200903080976897942

射出成形同時絵付方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-021530
公開番号(公開出願番号):特開平7-227877
出願日: 1994年02月18日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 表面の凹凸段差や曲率の大きな成形体にも大きなゆがみや位置ずれ等を伴うことなく適切に射出成形同時絵付を行う。【構成】 絵付シート15をシートクランプ50によって雌型30の成形キャビティ内に突出させた状態でキャビティ周縁部に保持し、曲面型熱盤60によって加熱軟化させた後、雌型の吸引孔32から吸引して成形キャビティ内周面に密着させる。次に、雌型30と雄型40とを合体させて型締めを行い、成形キャビティ内に熔融樹脂を注入充填して射出成形を行う。【効果】 熱軟化した絵付シートを雌型成形キャビティ面に予備成形する際の変位量を少なくできるため、シートの歪み、シワの発生や破れ、装飾層と成形品凹凸との位置ズレ、装飾層の歪み等が少なくなり、表面の凹凸段差や湾曲曲率の大きな成形品に対しても高品質の絵付を行うことができる。
請求項(抜粋):
絵付シートを雌型の成形キャビティ表面の凹凸量より凹凸が浅く、かつ曲率が同じか又は小さな形状に変形させて保持する工程と、前記保持された絵付シートの表面形状と略同一形状の発熱面を有する熱盤によって前記保持された絵付シートを加熱軟化させる工程と、前記雌型の成形キャビティ表面に前記軟化した絵付シートを密着させる工程と、前記雌型と雄型とを合体させて型締めを行う工程と、雌型と雄型との間に形成される成形キャビティ内に熔融樹脂を注入充填して射出成形を行い射出成形品と絵付シートとを接着一体化させる工程とを含むことを特徴とする射出成形同時絵付方法。
IPC (4件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/16 ,  B29K105:20 ,  B29L 9:00

前のページに戻る