特許
J-GLOBAL ID:200903080986808930

斜板式可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-251967
公開番号(公開出願番号):特開平7-103138
出願日: 1993年10月07日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 圧縮機が停止された後、斜板の最小傾斜角への移動を迅速に行い、圧縮機を早期に再起動した場合のショックを緩和して電磁クラッチ等の耐久性を向上し、騒音を低減する。【構成】 最小容量起動型の斜板式圧縮機において、吸入室5とシリンダボア内作動室10とを連通する吸入ポート3aをバルブプレート3に形成する。この吸入ポート3aの外周に位置する弁座S1 から吸入弁7aが離隔して放圧通路33を形成する。前記弁座S1 には吸入弁7aの離隔を円滑に行うための粗面3cを設ける。そして、圧縮機が停止された直後にシリンダボア内作動室10から放圧通路33及び吸入ポート3aを通して作動室10内の高圧の冷媒ガスを吸入室5へ放出し、斜板の傾斜角を最大から最小に速やかに切り換える。
請求項(抜粋):
ハウジング内に吸入室、吐出室及びクランク室を備え、回転軸に対してシリンダボア内に収容した複数のピストンを往復動させるための斜板を前記クランク室内で傾動可能に装着し、前記ピストンのストロークに比例する前記斜板の傾斜角を容量制御機構により変化させて冷媒ガスの吐出容量を制御するとともに、回転軸の停止状態で前記斜板の傾斜角を最小容量となる最小傾斜角に復帰する付勢手段を備えた斜板式可変容量圧縮機において、前記吸入室とシリンダボアを連通する吸入ポートを開閉する弾性材よりなる板状の吸入弁と、該吸入弁が接触する弁座との間に、圧縮機の停止状態でシリンダボア内の圧力を吸入室へ逃すための放圧通路を設けた斜板式可変容量圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/14 ,  F04B 49/06
FI (2件):
F04B 27/08 S ,  F04B 49/02 331 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-072884
  • 特開昭52-147302

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