特許

J-GLOBAL ID：200903080989748377

量子化装置

発明者： 小松 慈明
出願人/特許権者： ブラザー工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-000935
公開番号（公開出願番号）：特開平5-181461
出願日： 1992年01月07日
公開日（公表日）： 1993年07月23日
要約：

【要約】【目的】 本発明は自動的に、量子化時の量子化時間長を3分の1拍、もしくは4分の1拍に決定し、その量子化時間長により音符の開始時刻を量子化することを可能とした装置を提供することを目的としている。【構成】 CPUは採譜処理回路により採譜された全ての音符の開始時刻を、3分の1拍の時間長により量子化した場合の量子化誤差の総和、及び4分の1拍の時間長により量子化した場合の量子化誤差の総和を算出する。次に、前記2つの量子化誤差の総和を比較し、その結果において量子化誤差の総和の小さい方の量子化時間長により、採譜された全ての音符の開始時刻を量子化する。

請求項（抜粋）：

採譜された音符群の開始時刻を量子化する量子化装置において、前記採譜された音符群の開始時刻を3分の1拍の時間長により量子化した場合の量子化誤差の総和、及び4分の1拍の時間長により量子化した場合の量子化誤差の総和を算出する量子化誤差算出手段と、前記量子化誤差算出手段により算出された前記2つの量子化誤差の総和を比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、量子化誤差の総和の小さい方の量子化時間長により、採譜された音符群の開始時刻を量子化する量子化手段とを備えたことを特徴とする量子化装置。