特許
J-GLOBAL ID:200903080994839542

農作業機の操向操作装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-099028
公開番号(公開出願番号):特開2002-293260
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2002年10月09日
要約:
【要約】【課題】 操作性及び信頼性の向上を図る。【解決手段】 左右の走行装置1L,1Rへの伝動を各別に断続する左右のサイドクラッチ20L,20Rと、サイドクラッチ20L,20Rが切られた側の走行装置1L,1Rを、減速する第1旋回手段Cと制動する第2旋回手段Bとを設け、サイドクラッチ20L,20Rを操作する操向切り換え弁V1と、第1旋回手段Cと第2旋回手段Bとを択一的に油圧供給源に接続させる旋回モード選択弁V2への圧油供給を制御する旋回制御弁V4とを設け、操向センサ49及び操作センサASの検出情報に基づいて弁操作用の電動モータ110を制御する操向制御手段43と操向操作具42に旋回制御弁V4を連動させる連動機構121とを備えた操向制御機構122を設け、電動モータ110をミッションケース9の側面に取り付ける。
請求項(抜粋):
左右一対の走行装置への伝動機構を内装したミッションケースに、前記走行装置それぞれへの伝動を各別に断続する左右の油圧操作式のサイドクラッチと、サイドクラッチが切られた側の走行装置を圧油供給に伴い入り作動することで減速駆動又は制動することによりこの走行装置を旋回内側にして機体の走行方向を変更させる油圧操作式の第1旋回手段と、サイドクラッチが切られた側の走行装置を圧油供給に伴い入り作動することで制動又は逆転駆動することによりこの走行装置を旋回内側にして前記第1旋回手段による旋回時よりも小旋回半径で機体の走行方向を変更させる油圧操作式の第2旋回手段とを内装し、前記サイドクラッチを操作する操向切り換え弁と、前記第1旋回手段と第2旋回手段とを択一的に油圧供給源に接続させる旋回モード選択弁と、この旋回モード選択弁への圧油供給を制御する旋回制御弁とを設けてある農作業機において、一つの操向操作具と、この操向操作具の中立位置からの操作方向及び操作ストロークを検出する操向センサと、一つの操作用の減速機構付きの電動モータと、この電動モータの中立位置からの回動方向及び回動量を検出する操作センサとを設け、前記電動モータの中立位置から一方向への回動に伴い前記操向切り換え弁を中立状態から左サイドクラッチ切り操作状態に切り換えるとともに電動モータの中立位置から反対方向への回動に伴い操向切り換え弁を中立状態から右サイドクラッチ切り操作状態に切り換える操向連動機構と、前記電動モータの中立位置から設定位置までの回動に伴い前記旋回モード選択弁を第1旋回手段への圧油供給状態に切り換えるとともに電動モータの前記設定位置を越えた回動に伴い旋回モード選択弁を第2旋回手段への圧油供給状態に切り換えるモード切り換え連動機構とを設け、前記操向センサ及び操作センサの検出情報に基づいて前記電動モータを制御する操向制御手段と、前記操向操作具に旋回制御弁を連動させる機械式の連動機構とを備えた操向制御機構を設け、前記操向操作具が中立位置に操作されると、前記左右のサイドクラッチがともに入りになるとともに前記第1旋回手段及び第2旋回手段がともに切りになる直進状態を現出し、操向操作具が中立位置から一方に設定位置まで操作されると、一方のサイドクラッチが切りになるとともに第1旋回手段が入りになりかつ第2旋回手段が切りになる第1旋回状態を現出し、操向操作具が一方に前記設定位置を越えて操作されると、一方のサイドクラッチが切りになるとともに第1旋回手段が切りになりかつ第2旋回手段が入りになる第2旋回状態を現出するように前記操向制御機構を構成し、前記電動モータを前記ミッションケースの側面に取り付けてある農作業機の操向操作装置。
FI (2件):
B62D 11/08 C ,  B62D 11/08 G
Fターム (8件):
3D052AA05 ,  3D052DD04 ,  3D052EE01 ,  3D052FF02 ,  3D052GG04 ,  3D052HH03 ,  3D052JJ14 ,  3D052JJ37

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