特許
J-GLOBAL ID:200903081003770511

魚道を組み合わせた河川表流水取水工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三原 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-338826
公開番号(公開出願番号):特開平7-150598
出願日: 1993年12月01日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 河川取水は表流水に制約されつつあり、床止め工の上流側に取水水叩き工により導水路を構築し、流水の掃流作用により下流に流しつつ取水するが、下流側の落差工水叩き工を工夫して導水路と魚道を直線で組合せて利水と維持用水を水位で分配して魚の遡上や流下を助け、また景観及び自然環境を守り、さらに治水上洪水時に悪影響のない床止め工を開発することを目的とする。【構成】 コンクリートに自然石を埋込んだ床止め工と、上流側にも同様の取水水叩き工を設け、自然石を用いて導水路を形成し、床止め工の一部を切欠き小規模の落差工とし、床止め工の下流は水叩き工として松杭と松丸太を組合せて粗石で間詰めを行い、緩やかなスロープで摺り付け、導水路の直下流は凹形の溝を形成して川筋を造り、この溝に自然石を用い階段箱形の水溜まりを設け、導水路壁の凹凸による流速の変化により魚の遡上を助け生物に優しい多自然型河川表流水取水工法。
請求項(抜粋):
床止め工の上流側に取水水叩き工を設けて導水路を形成し、床止め工の一部を切り欠ぎ、導水路底深さ以上の落差工とし、この落差工水叩きに導水路直下流を両面垂直壁とし、流れ方向に一定間隔で仕切壁を構築してスロープとなし、階段箱形を形成して保水し、仕切壁の一部を切り欠き溢流して魚の遡上を助ける魚道と組み合わせた河川表流水取水工法。

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