特許
J-GLOBAL ID:200903081005236920

データ伝送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-322676
公開番号(公開出願番号):特開平5-160817
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は無線データ伝送中の自動再送要求(ARQ)方式におけるデータ伝送方法に関するもので、簡単な手順、装置を用いて伝送効率を上げることを目的とする。【構成】 送信側10は送信ブロックに対する受信側20の応答信号が誤りなく受信され、その応答信号が再送要求であった場合には再送要求されたブロックからNブロックを再送するゴーバックN方式を行い、応答信号に誤りが検出された場合は、次に受領応答もしくは再送要求されることになっているブロックのみを再送する選択繰り返し方式を用いる構成とする。【効果】 本方式により、従来のゴーバックN方式に比べ再送ブロック数が少なくなることから伝送効率を上げることができる。また、受信側装置は従来のゴーバックN方式と同様バッファメモリを必要としないため、装置の小型化、軽量化が容易になる。
請求項(抜粋):
送信回路には送信データに所定の誤り検出符号化を行った後に信号を送信する機能を有し、受信回路には受信した信号に前記誤り検出符号化に対応する複号を行って誤りを検出する機能を有する送受信機での無線データ通信システムの無線通信局間でのデータ伝送中に、前記受信信号に誤りが検出された場合に、データ送信側無線通信局は受信側の無線通信局からの応答信号が誤りなく受信され、前記応答信号が再送要求であった場合には再送要求されたブロックまでNブロックさかのぼって再送するゴーバックN方式により再送を行い、前記応答信号に誤りが検出された場合には当該応答信号により受領応答されることになっているブロックのみを再送する選択繰り返し方式に再送手順を一時的に切り替え、次の応答信号で再送要求であったことが判明した場合は再びゴーバックN方式の手順に戻り、選択繰り返し方式で再送したブロックを除く残りのブロックを再送し、また、前記誤りの検出された応答信号が再送要求でなかった場合は再送前の状態に戻って送信を続ける再送手順の切り替えを特徴とするデータ伝送方法。

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