特許
J-GLOBAL ID:200903081006776910

管体の超音波探傷装置および超音波探傷方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 憲一郎 ,  森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-312782
公開番号(公開出願番号):特開2007-163470
出願日: 2006年11月20日
公開日(公表日): 2007年06月28日
要約:
【課題】電縫管などの溶接部の肉厚内部に位置する数100μm以下の微小な欠陥を、内面から外面まで漏れなく検出できるようにし、さらには管のサイズ替わりに際しても容易に最適な条件を設定可能な管体の超音波探傷装置および超音波探傷方法を提供することを目的とする。【解決手段】リニアアレイ探触子の一部の振動子群を送波用振動子群として用いて前記溶接部に斜角で集束させた送波ビームを送波し、前記送波用振動子群とは異なる部分の振動子群を受波用振動子群として用いて、前記送波ビームの集束位置において斜角で集束する受波ビームを形成して、前記溶接部からの欠陥エコーを受波する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
管体の管軸方向溶接部の溶接面と前記管体の内面に対し、それぞれ33.2°から56.8°の範囲内の角度で入射するように超音波を送波する送波部と、前記溶接面における正反射方向に対して-12°から16°の範囲内の方向に反射した一部または全部の反射波を受波する受波部とを有し、前記送波部及び前記受波部が、管体周方向に配置された一又は二以上のアレイ探触子上の異なる振動子群からなる送受信部と、 前記アレイ探触子上で前記送波部及び前記受波部に対応する振動子群を変更する、または前記アレイ探触子の角度を変更するように制御して前記管体の厚さ方向に走査するとともに、前記溶接面と前記内面への入射角度および前記溶接面での反射波の角度が前記それぞれの範囲に維持されるように、各送波および受波における管体に対する超音波の入射角を制御する制御部とを備えたことを特徴とする管体の超音波探傷装置。
IPC (1件):
G01N 29/04
FI (1件):
G01N29/10 505
Fターム (4件):
2G047AA06 ,  2G047AB07 ,  2G047BA03 ,  2G047BC09
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る