特許
J-GLOBAL ID:200903081007762394

アルカリ蓄電池用ニツケル電極の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-251954
公開番号(公開出願番号):特開平5-089876
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】 簡単な処理工程で、コバルトの酸化物を理想的な状態で焼結基板に付着する。【構成】 コバルトを主成分とする酸性塩含浸液に焼結基板を浸漬し、これを取り出して乾燥し、次いで、コバルトを溶解させたアルカリ溶液に浸漬して水酸化コバルトに転化した後、加熱処理して、焼結基板の表面にコバルトの酸化物を生成させる。【効果】 焼結基板の表面を少量のコバルト酸化物で被覆して、ニッケル塩含浸時の腐食を有効に防止して脆弱化を阻止し、サイクル特性を安定させると共に、放電時の電池の作動電圧を向上してエネルギー密度を高くする。
請求項(抜粋):
多孔性の焼結基板を、コバルトを主成分とする酸性塩含浸液に浸漬した後乾燥して、表面にコバルトを含む化合物を付着させる工程と、この工程で得られた焼結基板を、コバルトを溶解させたアルカリ溶液に浸漬し、コバルト溶融のアルカリ溶液によって、焼結基板の表面に付着されているコバルトを水酸化コバルトに転化する工程と、水酸化コバルトをコーティングした焼結基板を加熱処理して、焼結基板の表面のコバルトを酸化する工程と、ニッケル塩の含浸を伴う活物質充填操作を行う工程とからなるアルカリ蓄電池用ニッケル電極の製造方法。
IPC (2件):
H01M 4/26 ,  H01M 4/32

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