特許
J-GLOBAL ID:200903081008534360

時計機械体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-276432
公開番号(公開出願番号):特開平10-123266
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 時針車と分針車とを独立して回転駆動し、1組の検出手段によって時針車及び分針車の基準位置を検出する。【解決手段】 分針車8を第1の駆動モータM1により伝達車7を介して回転駆動する。時針車13を第2の駆動モータM2により回転駆動する。分針車8には伝達車7の透孔7aと対向可能な位置に透孔8bを設ける。時針車13には分針車8の透孔8bと対向可能な位置に透孔13b と特定遮蔽部13c と遮蔽部13d,13e とを設ける。これらの透孔が対向したときに対向可能な位置に発光素子15と受光素子16とを対向して設ける。駆動モータM1とM2の作動を制御する制御回路17a には、分針車と時針車の基準位置を検出するための初期化動作を行なうプログラムが組み込まれている。
請求項(抜粋):
第1の駆動モータにより回転駆動される分針車と、第2の駆動モータにより回転駆動される時針車とが独立して回転可能に同心的に設けてあり、上記分針車には、当該分針車に噛合する高速段の伝達車に形成してある透孔と対向可能な透孔が設けてあり、上記時針車には、上記分針車の透孔と対向可能な複数の透孔及び複数の遮蔽部が設けてあり、上記時針車の遮蔽部の1つは、他の遮蔽部と異なる幅を有する特定遮蔽部が形成してあり、上記時針車と上記分針車と上記伝達車との外側には、発光素子と受光素子とが対向させて設けてあり、上記第1及び第2の駆動モータの作動を制御する制御回路には、上記分針車と上記時針車の基準位置を検出するための初期化動作を行なうプログラムが組み込まれており、上記初期化動作は、上記発光素子を発光させた状態で上記分針車と上記時針車とを歩進的に駆動して上記受光素子の出力がレベル0からレベル1に反転する位置を検出してこの位置を上記分針車の基準位置とし、ついで上記分針車を停止させた状態で上記時針車を駆動し、遮蔽部の幅の差に対応するレベル0の時間差から上記特定遮蔽部を確認し、当該特定遮蔽部を通過して上記受光素子の出力がレベル1に反転する位置を上記時針車の基準位置とするようにしてあることを特徴とする時計機械体。
IPC (2件):
G04C 3/00 ,  G04C 9/08
FI (2件):
G04C 3/00 E ,  G04C 9/08 D
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-118683
  • 特許第4253173号
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-118683
  • 特開昭61-118683
  • 特許第4253173号

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