特許
J-GLOBAL ID:200903081023521534

含浸型陰極、該陰極の製造方法、及びアークランプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中倉 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-267994
公開番号(公開出願番号):特開平9-092201
出願日: 1995年09月22日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 アークランプの高出力点灯時においても安定した動作ができる含浸型陰極とその製造方法、及びアークランプを提供することを目的とする。【解決手段】 多孔質タングステンを、円錐台状に加工しで陰極周辺部12を形成し、中心の孔に陰極中心部11を圧入する。そしてその外側に易電子放射物質としてのBaO、CaO、Al2O3を6:1:2のmol比にした化合物を水素炉で約1700°Cに加熱溶融し、浸み込ませる。つぎに、陰極本体13の陰極周辺部12の外側にタングステン板からなる高融点金属層14を被せ、下部を溶接して固着すると、本発明の含浸型陰極15となる。アーク放電動作させると、陰極周辺部12内に含浸されている易電子放射物質としてのバリウム酸化物が溶出して陰極中心部11の先端に移動し、アーク放電が行われる。
請求項(抜粋):
先端を鋭利化した棒状で多孔質の高融点金属からなる陰極中心部を、易電子放射物質を含浸させた多孔質の高融点金属からなる陰極周辺部に嵌合して陰極本体とし、該陰極本体の先端部周辺を除いた外側を高融点金属層で被覆したことを特徴とする含浸型陰極。
IPC (3件):
H01J 61/073 ,  H01J 1/28 ,  H01J 9/04
FI (3件):
H01J 61/073 B ,  H01J 1/28 A ,  H01J 9/04 L
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-213952
  • 特開平2-189851
  • 特開平2-189852
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