特許
J-GLOBAL ID:200903081025534358

転送情報制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-167855
公開番号(公開出願番号):特開平5-012190
出願日: 1991年07月09日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】 バスの拡張を行うバス拡張制御装置に接続された装置と処理装置間における転送情報の制御方式に関し、バス拡張制御装置に接続されている装置の実装状態を自動的に記録して転送情報の制御を行うことを目的とする。【構成】 バス拡張制御装置1と装置3-1〜3-iがバス4を介して処理装置2に接続され、バス拡張制御装置1と装置3-j〜3-nが拡張バス5で接続された処理システムにおいて、バス拡張制御装置内に、処理装置よりの転送情報を蓄積する転送情報蓄積手段6と、各装置の拡張バス上の実装状態を記憶する実装状態記憶手段7と、転送情報を受信したとき、転送先装置の実装状態を確認して転送情報の拡張バスへの送出を制御する実装状態識別制御手段8と、拡張バスに送出した転送情報を受信した装置よりの返送情報の有無により実装状態記憶手段に実装状態を記録させる実装状態判定手段9を備えるように構成する。
請求項(抜粋):
バスに接続可能な装置の数を拡張するバス拡張制御装置(1)と1または複数の装置(3-1〜3 -i)からなる第1の装置群(3a)がバス(4) を介して処理装置(2) に接続され、かつ該バス拡張制御装置(1) と1または複数の装置(3-j〜3 -n)からなる第2の装置群(3b)が拡張バス(5) を介して接続された処理システムにおいて、前記バス拡張制御装置(1) 内に、前記処理装置(2) よりバス(4) を介して入力される任意の装置に対する転送情報を一時蓄積する転送情報蓄積手段(6) と、前記第1の装置群(3a)及び第2の装置群(3b)を構成する各装置(3-1〜3 -n)について前記拡張バス(5) に接続されているか否かを識別できる実装情報を記録する実装状態記憶手段(7) と、前記バス(4) を介して処理装置(2) より前記転送情報を受信したとき、該装置が前記拡張バス(5) 上に接続されているか否かを前記実装状態記憶手段(7) の実装情報により確認し、実装されている場合及び実装状態未記録の場合に前記転送情報蓄積手段(6) に蓄積されている転送情報を前記拡張バス(5) に送出させ、未実装である場合に前記転送情報蓄積手段(6) に蓄積されている前記転送情報を廃棄して以後の処理を中止する制御を行う実装状態識別制御手段(8) と、前記転送情報を前記拡張バス(5) に送出したのち該転送情報を受信した装置より該拡張バス(5) に返送される返送情報を監視し、返送情報を識別した場合に前記実装状態記憶手段(7) に転送先装置が実装されていることを記録させ、一定時間内に返送情報が識別されない場合に前記実装状態記憶手段(7) に該装置が未実装であることを記録させる実装状態判定手段(9) を備え、バス拡張制御装置が処理装置と装置間に送受信される転送情報及び返送情報により拡張バス上の装置の実装状態を自動的に記録して転送情報の制御を行うことを特徴とする転送情報制御方式。

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