特許
J-GLOBAL ID:200903081028248135

減衰器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 文雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-275061
公開番号(公開出願番号):特開平8-170679
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 リニヤソレノイドにより設定された副油室の圧力によって主油室間の主油路を開閉する制御弁を制御するようにした減衰器にあって、電源が入ったり制御回路の一時的な異常が無くなってリニヤソレノイドが正常に戻った時に、パイロット弁が速やかに正常な動作に復帰できるようにする。また減衰特性のばらつきを小さくして生産性を良くし長期使用による特性変化を少なくする。【構成】 パイロット弁(34)の弁体(34b)に円盤(44)を一体的に設け、リニヤソレノイド(42)の非励磁時にこの円盤(44)がパイロット通路(36)を閉じると共にこの弁体(34b)のパイロット弁(34)と反対側の面にパイロット弁(34)下流側の圧力を油路(34c)により導くようにする。またこのパイロット弁(34)下流側から円盤(44)を迂回し一方向弁(46)を通してパイロット通路へ作動油を導くようにする。
請求項(抜粋):
高圧側主油室内圧が導かれる副油室と、リニヤソレノイドにより閉方向に付勢されこの副油室内圧が設定圧を越えると開いてパイロット通路を介してこの副油室から低圧側主油室に作動油を逃がすパイロット弁と、この副油室内圧と高圧側主油室内圧との差圧によって両主油室間をつなぐ主油路を開閉する制御弁とを備える減衰器であって、前記パイロット弁の弁体に一体的に設けられこの弁体を収容する弁室を2つに仕切ると共にリニヤソレノイドの非励磁状態ではその外周面で前記パイロット通路を前記パイロット弁より下流側で閉じる円盤と、前記円盤に設けられ前記円盤で仕切られた2つの弁室を連通する油路と、この円盤がパイロット通路を閉じた状態で円盤を迂回してパイロット弁の下流側からパイロット通路へ作動油を導く一方向弁とを備え、前記一方向弁は副油室を設定圧に保持することを特徴とする減衰器。

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