特許
J-GLOBAL ID:200903081030644153

酸素センサの安定化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 清路
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-280259
公開番号(公開出願番号):特開平10-104194
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関等の空燃比制御に用いられる酸素センサの初期特性及び使用中の性能を安定化する方法を提供する。【解決手段】 酸素イオン伝導性の固体電解質体の一面に検出電極が設けられ、他面に基準電極が設けられた酸素センサの検出素子の少なくとも検出電極を、大気雰囲気下、1150〜1250°Cで1時間程度熱処理し、その後、水素を30〜70体積%含む雰囲気下、700〜800°Cで1時間程度熱処理し、次いで、実質的に酸素を含まず且つ水素の含有率が1体積%以下の雰囲気下、500〜600°Cで30分間程度熱処理し、その後、水分を10〜30体積%含む非酸化性雰囲気下、200〜300°Cで1時間程度熱処理する。また、大気雰囲気下の熱処理と水分を含む非酸化性雰囲気下の熱処理との組み合わせでもよいし、これに更に水素を含む雰囲気下の熱処理を組み合わせてもよい。
請求項(抜粋):
酸素センサの特性を安定化する方法であって、酸素イオン伝導性を有する固体電解質体の一面に検出電極が設けられ、他面に基準電極が設けられている酸素センサの検出素子の少なくとも上記検出電極を、大気雰囲気下、1000〜1400°Cの温度で熱処理し、その後、水分を2〜60体積%含む非酸化性雰囲気下、150〜400°Cの温度で熱処理することを特徴とする酸素センサの安定化方法。

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