特許
J-GLOBAL ID:200903081034647718

エレベーターの乗客救出運転装置及び乗客救出運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-126843
公開番号(公開出願番号):特開2000-318942
出願日: 1999年05月07日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】 補助おもり14の吊着し直しを省き、作業者Msによるピット10と巻上機2間の往復を減少させて、速やかにかご6内の乗客Mpを救出できるエレベーターの乗客救出運転装置及び乗客救出運転方法を提供することを目的とする。【解決手段】 主索5によってつるべ式に吊持されたエレベーターのかご6が階間で停止した場合に、かご6とつり合おもり8の重量を不平衡にすることによりかご6を自走で階床まで昇降させて乗客Mpを救出するエレベーターの救出運転において、無端状に形成された補助ロープ13をかご下車7とおもり下車9にそれぞれ巻き掛けて垂下させ、この補助ロープ13に補助おもり14を吊着して循環させて上位に吊り上げた後、補助おもり14が吊着されていない側で補助ロープ13の往路及び復路の双方を締付具16で共締めして補助おもり14をかご6側又はおもり8側に加重して積極的に不平衡にしたものである。
請求項(抜粋):
一方にかごが、他方に上記かごに所定の荷重が積載されたときに上記かご側の重量と平衡するつり合おもりが吊り下げられた主索を巻上機の綱車に巻き掛けて上記かごを昇降させるようにしたエレベーターの上記かごが階間で停止した場合に、上記かごの重量と上記つり合おもり側の重量とを不平衡にすることにより上記かごを自走で階床まで昇降させて乗客を救出するエレベーターの救出運転装置において、上記かごの下部に取り付けられたかご下車と、上記つり合おもりの下部に取り付けられたおもり下車と、昇降路のピットに設けられた張設具と、無端状に形成されて上記かご下車と上記おもり下車にそれぞれ巻き掛けられて垂下され、中間部が上記張設具に巻き掛けられて張設された補助ロープと、この補助ロープの往路及び復路のうちいずれか一方に吊着されて上記補助ロープの循環によって上位に吊り上げられた補助おもりと、上記かご下車側及び上記おもり下車側のうち上記補助おもりが吊着されていない側で上記補助ロープの往路及び復路の双方を共締めして上記循環を阻止することにより上記補助おもりを上記かご側又は上記おもり側に加重して不平衡とする締付具とを備えたエレベーターの乗客救出運転装置。
Fターム (4件):
3F304CA05 ,  3F304CA12 ,  3F304EB11 ,  3F304EB15

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