特許
J-GLOBAL ID:200903081035038731

魚介類および肉類のための消臭剤、消臭方法および消臭物質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 光夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-366959
公開番号(公開出願番号):特開平11-187825
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 魚介類または肉類の特有な不快臭を消臭もしくは低減するための消臭物質、消臭剤および方法を提供する。【解決手段】 魚介類または肉類の特有な不快臭を消臭もしくは低減するための消臭剤および方法。該消臭剤は、下記の消臭物質を含む。消臭方法は、下記の消臭物質を魚介類または肉類に添加する。消臭物質:甘蔗汁および製糖蜜から選ばれた原料を、カラムクロマトグラフィーで処理して得られる。前記原料を固定担体として合成吸着剤を充填されたカラムに通液し、吸着された成分を、エタノール-水系溶出溶媒で、体積比0/100 以上50/50 未満の範囲と50/50 〜100/0 の範囲とを少なくとも含む2段階以上の濃度勾配にて溶出し、エタノール/水の混合体積比50/50 〜100/0 で溶出される画分を回収する。特に魚介類または肉類の特有な不快臭を消臭もしくは低減するために有効な消臭物質は、前記体積比0/100以上50/50 未満の範囲と65/35 〜100/0 の範囲とを少なくとも含む2段階以上の濃度勾配にて溶出し、体積比65/35 〜100/0 で溶出される画分を回収して得られる。
請求項(抜粋):
魚介類または肉類に特有な不快臭を消臭または低減するための消臭剤であって、該消臭剤が消臭物質を含み、該消臭物質が、甘蔗汁、および甘蔗由来の製糖蜜から選ばれた原料を、カラムクロマトグラフィーで処理して得られる消臭物質であって、前記原料を固定担体として合成吸着剤を充填されたカラムに通液し、該合成吸着剤に吸着された成分を、エタノール-水系溶出溶媒で2段階以上の濃度勾配で溶出し、該溶出は、エタノール/水の混合体積比0/100以上50/50 未満の範囲での溶出および次いでエタノール/水の混合体積比50/50〜100/0 の範囲での溶出を少なくとも含み、エタノール/水の混合体積比50/50〜100/0 の範囲のエタノール-水系溶出溶媒で溶出される画分を回収して得られる消臭物質であることを特徴とする消臭剤。
IPC (2件):
A23L 1/015 ,  A61L 9/01
FI (2件):
A23L 1/015 ,  A61L 9/01 R
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-219842
  • 特開昭63-112511

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