特許

J-GLOBAL ID：200903081035401763

メタノールから水素含有ガスを製造する方法並びにその設備

発明者： デユポン・ルネ
出願人/特許権者： ル・エール・リクイツド・ソシエテ・アノニム・プール・ル・エチユド・エ・ル・エクスプルワテシヨン・デ・プロセデ・ジエオルジエ・クロード
代理人 (1件)： 八木田 茂 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-101334
公開番号（公開出願番号）：特開平5-105401
出願日： 1991年05月07日
公開日（公表日）： 1993年04月27日
要約：

【要約】【目的】 メタノールからの水素製造方法及び設備で、中規模の製造に適した簡素化されたもの。【構成】 気化、過熱されたメタノール-水混合を供給されるリフォーミング反応炉(12)、リフォーミングガス混合物(56)との熱交換(5)によるメタノール-水混合液体の加熱手段、伝熱流体(51)との熱交換(23)による前記加熱された混合物の気化・過熱手段、前記伝熱流体(31,32)との同時熱交換(28,29)による前記気化されたメタノール-水混合物の反応手段、冷却及び部分凝縮(61,63,64)によるリフォーミング混合物からの水の分離手段(75)、燃料廃ガスを除く純水素製造手段、及び特に燃料廃ガスの燃料(15)による伝熱流体(31,32)の加熱手段を有し、熱交換手段と伝熱流体加熱手段が、燃焼室(12)とリフォーミング反応炉(28,31)、(29,32)とを同時に構成する同一の室の周縁にすべて配置されてることを特徴としている。

請求項（抜粋）：

メタノール(2)と水(3)の混合物の流れが製品ガス混合物の熱交換により過熱され(6)、次いで燃料ガス(72)の燃焼(15)により過熱される伝熱流体(42,31,32,51)との熱交換により反応させられる(28,29)種類のメタノール(2)から水素(71)含有混合ガスを製造する方法において、上記したいろいろな熱交換が、リフォーミング反応炉(28,31)、(29,32)と燃焼(15)室とを同時に構成する室(12)の周縁ですべて行われ、加熱(5,56)、気化・過熱(22,51)及びメタノール-水混合物の反応(28,31)、(29,32)の熱交換が、同軸の二重蛇管式熱交換器によつて行われ、熱交換器の管間空間はもつとも熱い流体が流れていることを特徴とする方法。