特許
J-GLOBAL ID:200903081040824150
加入者回線試験方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-081273
公開番号(公開出願番号):特開平5-300233
出願日: 1992年04月03日
公開日(公表日): 1993年11月12日
要約:
【要約】【目的】宅内機器からISDN加入者回線のループバック試験を起動し、その結果を可聴音で宅内の保守者に通知すると共に障害切り分けのために加入者回路でのループバック試験をも実行する。【構成】電話機5から特定ダイヤル番号で発呼することにより、網終端装置2をループバック状態としビットエラー率を測定装置14で測定する。エラー率により異なる可聴音が可聴音送出装置13から保守者へ返送される。次に、障害切り分けのため、加入者回路7をループバック状態として同様にエラー率を測定する。【効果】宅内機器から交換機に備わっている試験が起動され、デジタル測定が行われ、その結果が保守者に返送される。
請求項(抜粋):
宅内機器と交換機とを接続する加入者回線を試験する加入者回線試験方式において、前記宅内機器側で前記加入者回線を終端し、前記加入者回線を介して折り返し指示を受信したとき指示されたチャネルの前記宅内機器側および前記加入者回線側を切り離して少なくとも前記加入者回線側で送受話路を接続して折り返し回路を形成する一方、折り返し解除を受信したときこの折り返し回路を復旧する網終端装置と、前記交換機の通話路スイッチに収容接続し前記交換機側で前記加入者回線を終端し、折り返し指示があるとき指示されたチャネルの前記加入者回線側および前記通話路スイッチ側を切り離して少なくとも前記通話路スイッチ側で送受話路を接続して折り返し回路を形成する一方、折り返し解除があるときこの折り返し回路を復旧する加入者回路と、前記通話路スイッチに収容接続し起動を受けたとき前記通話路スイッチの送話路を介してビット列を送信し、送信した前記ビット列を同一チャネルの受話路から受信したときあらかじめ定められた時間だけ送受信両者のデジタル信号を比較してビット誤り率を測定しその測定結果情報として複数のビット誤り率を出力するビットエラー率測定装置と、このビットエラー率測定装置から受信するビット誤り率に対応するデジタル信号による可聴音を前記通話路スイッチを介して送信する可聴音送出装置と、前記宅内機器側から加入者回線試験のための特定の宛先符号を受信したときは受信した加入者回線のチャネルを指定し、前記通話路スイッチに指示して指定したチャネルを前記ビットエラー率測定装置に接続させるとともに前記ビットエラー率測定装置を駆動し且つ前記網終端装置へ送受信路の折り返し設定を指示し、前記ビットエラー率測定装置から第1のビット誤り率の測定結果を受信したとき前記網終端装置へ折り返し解除を指示し、次いで前記加入者回線と対向した前記加入者回路の送受信路の折り返し設定を指示して再度前記ビットエラー率測定装置を駆動し、このビットエラー率測定装置から第2のビット誤り率の測定結果を受信したとき前記加入者回路へ折り返し解除を指示する制御装置とを備えることを特徴とする加入者回線試験方式。
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