特許
J-GLOBAL ID:200903081044144048

光学式文字読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-301057
公開番号(公開出願番号):特開2001-118031
出願日: 1999年10月22日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】 地紋のある読取対象に対し、文字の有無検出等を正確に行う。【解決手段】 カラーイメージ読取部10で取得した読取対象5のイメージの各画素に対し、カラー処理部20は有彩色画素と無彩色画素を識別する。ヒストグラム回路40は、読取対象5における任意数の所定領域ごとに、有彩色画素及び無彩色画素の輝度のヒストグラムをそれぞれ作成し、ヒストグラム解析部50が、有彩色画素用の2値化スライス値と無彩色画素用の2値化スライス値を、その所定領域ごとに求める。属性判定回路60及びフィルタ回路70が、2値化スライス値を用いてイメージを2値化し、印字行検出回路90が、文字の有無を所定領域ごとに求める。
請求項(抜粋):
表面に地紋がカラーで印刷されると共に文字が該地紋に重ねて無彩色で記入または印刷された読取対象から光学的にイメージを取得し、該文字の有無検出或いは認識を行う光学式文字読取装置において、前記読取対象からイメージを光学的に取得し、該イメージを走査して該読取対象の各画素を表す色成分信号を該画素単位に出力する読取手段と、前記読取対象における任意数の所定領域に対応する範囲を前記イメージに対して設定する領域設定手段と、前記色成分信号に基づき前記画素が有彩色画素か無彩色画素かを判定し、前記設定された範囲ごとにそれぞれの出現頻度を解析することにより、該範囲ごとに、該有彩色画素と判定された画素に関して前記地紋と前記文字とを区別するための第1の2値化スライス値と、該無彩色画素と判定された画素に関して該地紋と該文字とを区別するための第2の2値化スライス値とを求める解析手段と、前記第1及び第2の2値化スライス値を利用して各画素を2値化し、該2値化結果で得られるイメージに基づき前記読取対象の前記各所定領域中の前記文字の有無の検出或いは認識を行う後処理手段とを、備えたことを特徴とする光学式文字読取装置。
IPC (5件):
G06K 9/20 360 ,  G06T 1/00 ,  G06K 9/38 ,  H04N 1/40 ,  H04N 1/403
FI (5件):
G06K 9/20 360 C ,  G06K 9/38 C ,  G06F 15/64 400 L ,  H04N 1/40 F ,  H04N 1/40 103 A
Fターム (12件):
5B029AA01 ,  5B029CC25 ,  5B029CC29 ,  5B029DD07 ,  5B047AA01 ,  5B047AB04 ,  5B047DB06 ,  5B047DC04 ,  5C077PP38 ,  5C077RR04 ,  5C077RR15 ,  5C077RR16

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