特許
J-GLOBAL ID:200903081047179829

植物処理用組成物の生物学的効果を向上させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-613261
公開番号(公開出願番号):特表2002-542267
出願日: 2000年04月03日
公開日(公表日): 2002年12月10日
要約:
【要約】アニオン性外因性化学物質、例えば除草剤グリホサートの生物活性を誘導する方法を提供する。本方法は、水に溶解または分散させたアニオン性外因性化学物質と併せて、(a)式、R12-O-(CH2CH2O)n((CHR)2O)m-R13 (式中、R12は、約16〜約22個の炭素原子を有する脂肪族飽和または不飽和ヒドロカルビル基であり、nは、約5〜約100の平均数であり、mは、0〜約5の平均数であり、各-((CHR)2O)-基における一方のRは水素であり、もう一方のRはメチルであり、R13は、水素、C1〜4アルキルまたはC2〜4アシル基である)を各々有する一つ以上の界面活性剤から成るアルキルエーテル界面活性剤成分;および(b)アミン界面活性剤成分を有する植物処理用組成物の調製を含む。アルキルエーテル界面活性剤成分のアミン界面活性剤成分に対する重量比は、約1:10〜約10:1であり、アルキルエーテルおよびアミン界面活性剤成分は、合計で、酸当量で表わされるアニオン性外因性化学物質の1重量部あたり約0.05〜約0.5重量部のアジュバント量で存在する。本方法は、雨または植物に対する樹上潅水の起動前、短時間のうちに、植物処理用組成物を植物の茎葉に施用することをさらに含む。
請求項(抜粋):
(i)(a) その中に溶解するか分散させる水; (b) 生物学的に有効な量のアニオン性外因性化学物質; (c) 式(I): 【化1】[式中、R12は、約16〜約22個の炭素原子を有する脂肪族飽和または不飽和ヒドロカルビル基であり、nは、約5〜約100の平均数であり、mは、0〜約5の平均数であり、各-((CHR)2O)-基における一方のRは水素であり、もう一方のRはメチルであり、R13は、水素、C1〜4アルキルまたはC2〜4アシル基である]を各々が有する一つ以上の界面活性剤から成るアルキルエーテル界面活性剤成分;および (d)(1) 0〜約7個のエーテル結合によって共に結合されている一つまたは複数の独立して飽和または不飽和、枝分れまたは枝分れしていない脂肪族、脂環式または芳香族C3〜20ヒドロカルビルまたはヒドロカルビレン基を有し、合計約8〜約24個の炭素原子を有する疎水性部分、および (2) 直接それに結合した1〜3個のオキシエチレン基またはポリオキシエチレン鎖を有する、カチオン性アミノ基であるか、またはプロトン化によりカチオン性になり得るアミノ基を含む親水性部分であって、これらのオキシエチレン基およびポリオキシエチレン鎖が、界面活性剤1分子あたり平均1〜約50個のオキシエチレン単位を含み、疎水性部分がアミノ基に結合しているか、またはエーテル結合を介してオキシエチレン単位に結合している親水性部分、を含む分子構造を各々が有する一つ以上の界面活性剤から成るアミン界面活性剤成分;を含む組成物であって、 アルキルエーテル界面活性剤成分のアミン界面活性剤成分に対する重量比が、約1:10〜約10:1であり、アルキルエーテルおよびアミン界面活性剤成分が、合計で、酸当量で表わされるアニオン性外因性化学物質の1重量部あたり約0.05〜約0.5重量部のアジュバント量で存在する植物処理用組成物を調製すること;および (ii)雨または植物に対する樹上潅水の起動前約6時間以内に、生物学的に有効な量の該植物処理用組成物を植物の茎葉に施用すること;を含む、植物の茎葉に施用するアニオン性外因性化学物質の生物学的活性を誘導するための方法。
IPC (4件):
A01N 25/00 101 ,  A01N 25/30 ,  A01N 33/22 101 ,  A01N 57/20
FI (5件):
A01N 25/00 101 ,  A01N 25/30 ,  A01N 33/22 101 ,  A01N 57/20 G ,  A01N 57/20 L
Fターム (15件):
4H011AB01 ,  4H011BA01 ,  4H011BA05 ,  4H011BA06 ,  4H011BB04 ,  4H011BB17 ,  4H011BC03 ,  4H011BC04 ,  4H011BC18 ,  4H011DA13 ,  4H011DA14 ,  4H011DC05 ,  4H011DD03 ,  4H011DE15 ,  4H011DF04

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