特許
J-GLOBAL ID:200903081049528715

光反応性オリゴマー複合体の固相合成のための安定なキノン及び光反応性ケトンホスホルアミドエステル試薬の合成

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐伯 憲生
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-509738
公開番号(公開出願番号):特表2003-504375
出願日: 2000年07月07日
公開日(公表日): 2003年02月04日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、光反応性部位において集結するオリゴマーの固相合成を自動化するように設計された、安定なキノン-及び光反応性ケトンホスホルアミドエステル試薬の分野に関する。【解決手段】 本発明は、合成オリゴマーを炭素含有重合体へ共有結合によりカップリングすることを試みる二つの方法を提供する。第一の方法では、エチレングリコールリンカーを介して電子親和性反応基に結合した、アントラキノン又はベンゾフェノン分子から成る光プローブを、UV光に短時間曝露させて重合体表面にカップリングさせ、この重合体に結合した電子親和性基と親核性アミノアルキルON類を反応させて、これらのオリゴマーを固定化した。第二の方法は、アントラキノンオリゴマー又はベンゾフェノンオリゴマーの自動化された固相合成を含み、アントラキノンオリゴマー類又はベンゾフェノンオリゴマー類を含む水溶液を弱いUV光で照射することにより、アントラキノンオリゴマー類及びベンゾフェノンオリゴマー類が、アントラキノン部位又はベンゾフェノン部位とこの溶液が塗布された表面との間の共有結合を介して、重合体表面に結合した。
請求項(抜粋):
次式I: 【化1】(式中、Y及びY’は、各々独立に、所望により置換されたC1-6アルキルから選ばれるか、又は、Y及びY’は、それらが結合する窒素と共に非芳香族N-複素環を形成し; Wは、酸素及び硫黄から選ばれ; Xは、所望により置換されたC1-6アルキル及び所望により置換されたベンジルから選ばれ; RNは、水素、C1-4アルキル、所望により置換されたベンジル、所望により置換されたキノン及びヌクレオシドから選ばれ;そして、 Qは所望により置換されたキノン及び所望により置換された光反応性ケトンから選ばれる。)で表されるホスホルアミドエステル試薬。
Fターム (3件):
4H050AA01 ,  4H050AB80 ,  4H050AB81

前のページに戻る