特許

J-GLOBAL ID：200903081050093935

多重効用吸収式冷凍機

発明者： 武居 俊孝
出願人/特許権者： ダイキン工業株式会社
代理人 (1件)： 西教 圭一郎 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-278116
公開番号（公開出願番号）：特開平5-118692
出願日： 1991年10月24日
公開日（公表日）： 1993年05月14日
要約：

【要約】【目的】 構造が簡易化され、熱効率の改善が果たされる多重効用吸収式冷凍機を提供する。【構成】 低温吸収器3から導かれる希釈吸収液を、低温発生器4から出た濃縮吸収液が導かれる低温熱交換器8で、熱回収的に加熱し、さらに高温吸収器1内に設けられる伝熱管10に導いて高温吸収液の吸収熱で加熱した後、低温発生器4内にノズルから噴射する希釈吸収液ラインが低温側吸収液循環回路に設けられる。

請求項（抜粋）：

高温吸収器1および高温発生器2を含む高温側吸収液循環回路、低温吸収器3および低温発生器4を含む低温側吸収液循環回路、低温発生器4内の高温凝縮器5Aおよび高温蒸発器6を含む高温側冷媒回路ならびに低温凝縮器5Bおよび低温蒸発器7を含む低温側冷媒回路を備える多重効用吸収式冷凍機において、低温吸収器3からの希釈吸収液を、低温発生器4から出た濃縮吸収液が導かれる低温熱交換器8で加熱し、さらに、その加熱された希釈吸収液を高温吸収器1内に設けられている伝熱管10に導いて、高温蒸発器6から出た冷媒蒸気を高温吸収器1で吸収させるときの吸収熱によって加熱し、こうして高温吸収器1で加熱された希釈吸収液を低温発生器4内に噴射する手段が低温側吸収液循環回路に設けられることを特徴とする多重効用吸収式冷凍機。