特許
J-GLOBAL ID:200903081069722216

ディジタル情報再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-152180
公開番号(公開出願番号):特開平5-342764
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【構成】 光ピックアップにより読み取られた音声データ(圧縮データ)を一時的にメモリに保持し、その音声データを伸長して元のサイズに復元する。通常再生時は、光ピックアップによる読み取り時とデータ伸長時とのデータ転送速度の差を吸収するため、メモリ容量の一部で音声データの書き込みと読み出しとを交互に行う一方、メモリ容量の残りで衝撃発生時のデータ保護のために音声データを一定量保持する。トラックジャンプ時は、例えば、ヘッドの移動距離が長い場合、全メモリ容量をデータ保護のために用いる。また、ヘッドの移動距離が短い場合、その移動時間に応じてメモリ容量を割り当て、残りのメモリ容量を衝撃発生時のデータ保護のために用いる。【効果】 トラックジャンプ時のヘッド移動速度を低下させることができる。この結果、サーボ回路等の設計を簡素化でき、消費電力の低減を図ることができる。
請求項(抜粋):
記録媒体からディジタルの圧縮データを読み取るヘッドと、ヘッドにより読み取られた圧縮データを一時的に保持する半導体メモリと、半導体メモリに保持された圧縮データをヘッドによる圧縮データの読み取り速度より遅い速度で伸長するデータ伸長手段と、通常再生時に、半導体メモリのメモリ容量の一部を、ヘッドによる圧縮データの読み取り速度とデータ伸長手段の伸長処理の速度との差を吸収する速度差吸収用に割り当てる一方、半導体メモリの残りのメモリ容量を、衝撃発生時の圧縮データ保護用に割り当てる第1メモリ管理手段とを備えたディジタル情報再生装置において、ヘッドが目標のトラックに移動することを予知する移動予知手段を備えており、第1メモリ管理手段は、ヘッドの移動が予知されると、ヘッドの移動に先立って半導体メモリの全てのメモリ容量をヘッド移動時の圧縮データ保護用に割り当てるようになされていることを特徴とするディジタル情報再生装置。

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