特許
J-GLOBAL ID:200903081071454148

耐二次加工脆性に優れる高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-058891
公開番号(公開出願番号):特開平7-268584
出願日: 1994年03月29日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 極低炭素Ti, Nb, B複合添加鋼を用い耐二次加工脆性に優れる高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板を得る。【構成】 C:0.001 〜0.007 %、Si:0.05〜 0.5%、Mn:0.5 〜 2.0%、Ni:0.8 %以下、Ti:0.01〜 0.2%、Nb:0.001 〜0.1 %、B:0.0002〜0.005 %、Cu:1.0 %以下、P:0.03〜0.12%、及びsol Al:0.1 %以下、を含有する鋼スラブを素材として、熱間圧延ののち冷間圧延し、1次連続焼鈍を行ったのち、酸洗又はブラシング後酸洗し、温度T(°C)が500 °C以上で、かつ上記Pの含有量の値を(%P)としてあらわす下記式(1) 又は(2) を満たす温度域での2次焼鈍に続いて溶融亜鉛めっきを行い合金化処理を施す。〔記〕 T (°C) ≦700(°C) -[(%P)-0.03]×1000 (°C) --- (1) T (°C) ≧700(°C) +[(%P)-0.03]×1000 (°C) --- (2)
請求項(抜粋):
C:0.001 mass%以上、 0.007 mass %以下、Si:0.05 mass %以上、 0.5 mass %以下、Mn:0.5 mass%以上、 2.0 mass %以下、Ni:0.8 mass%以下、Ti:0.01 mass %以上、 0.2 mass %以下、Nb:0.001 mass%以上、 0.1 mass %以下、B:0.0002 mass %以上、0.005 mass%以下、Cu:1.0 mass%以下、P:0.03 mass %以上、0.12 mass %以下、sol Al:0.1 mass%以下、S:0.02 mass %以下 及びN:0.005 mass%以下を含み、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になる鋼スラブを素材として、Ar3 点 (°C) 以上、Ar3 点 (°C) +100 °C以下の圧延仕上げ温度範囲で熱間圧延を終了したのち650 °C以下の温度域でコイルに巻きとり、スケール除去後冷間圧延し、750 °C以上の温度で1次連続焼鈍を行ったのち、酸洗又はブラシング後酸洗し温度T(°C)が500 °C以上で、かつ上記Pの含有量の値を(%P)としてあらわす下記式(1) 又は(2) を満たす温度域での2次焼鈍に続いて溶融亜鉛めっきを行い合金化処理を施すことを特徴とする耐二次加工脆性に優れる高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。〔記〕 T (°C) ≦700(°C) -[(%P)-0.03]×1000 (°C) --- (1) T (°C) ≧700(°C) +[(%P)-0.03]×1000 (°C) --- (2)
IPC (7件):
C23C 2/02 ,  C21D 8/04 ,  C21D 9/48 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/16 ,  C23C 2/28 ,  C23C 2/40

前のページに戻る