特許
J-GLOBAL ID:200903081077613213
選択的に複製するウイルスベクター
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-576027
公開番号(公開出願番号):特表2002-541761
出願日: 1999年10月14日
公開日(公表日): 2002年12月10日
要約:
【要約】本発明は、感染細胞の表現型または遺伝子型に基づいて宿主細胞におけるウイルス複製を実質的に阻害する経路応答性プロモーターの使用を介して、標的細胞の細胞内条件に応答してウイルスゲノムを選択的に複製する、組換えウイルスを提供する。標的細胞では、経路応答性プロモーターのプロモーターエレメントは不活性であり、従って、このウイルスは複製が可能である。この結果、(1)このウイルスの天然の溶菌性により細胞が殺傷される、および/または(2)治療用量のトランスジーン産物(複製不能ベクターと比較して増幅される)を標的細胞に提供する、および(3)組換えウイルスによる周囲の細胞の感染を容易にする、局所的ウイルス濃縮を生じる。本発明はさらに、ベクターの使用による治療方法および診断方法、このベクターを含む薬学的処方物、このベクターの作製方法およびこのベクターを含む形質転換細胞を提供する。
請求項(抜粋):
選択的に複製する組換えウイルスベクターであって、ウイルス複製のリプレッサーに作動可能に連結された経路応答性プロモーターを含む、ベクター。
IPC (6件):
C12N 15/09 ZNA
, A61K 35/76
, A61K 48/00
, A61P 35/00
, C12N 5/10
, C12N 7/00
FI (6件):
A61K 35/76
, A61K 48/00
, A61P 35/00
, C12N 7/00
, C12N 15/00 ZNA A
, C12N 5/00 B
Fターム (31件):
4B024AA01
, 4B024BA80
, 4B024CA04
, 4B024DA03
, 4B024EA02
, 4B024FA01
, 4B024FA02
, 4B024GA11
, 4B065AA93X
, 4B065AA95X
, 4B065AB01
, 4B065BA02
, 4B065CA24
, 4B065CA44
, 4C084AA13
, 4C084CA01
, 4C084MA13
, 4C084MA56
, 4C084MA65
, 4C084MA66
, 4C084NA14
, 4C084ZB262
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087BC83
, 4C087MA13
, 4C087MA56
, 4C087MA65
, 4C087MA66
, 4C087NA14
, 4C087ZB26
引用文献:
出願人引用 (3件)
-
Oncogene, (1994), Vol. 9, p. 2513-2521
-
EMBO. J., (1998 June), Vol. 17, No.11, p. 3091-3100
-
J. Biol. Chem., (1996), Vol. 271, No. 18, p. 10827-10833
審査官引用 (3件)
-
Oncogene, (1994), Vol. 9, p. 2513-2521
-
EMBO. J., (1998 June), Vol. 17, No.11, p. 3091-3100
-
J. Biol. Chem., (1996), Vol. 271, No. 18, p. 10827-10833
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