特許
J-GLOBAL ID:200903081083194770

鋼の連続鋳造法及び連続鋳造・圧延法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-041190
公開番号(公開出願番号):特開平8-039219
出願日: 1995年01月18日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】鋼材の湾曲型連続鋳造において、鋳片引抜き軌跡を円周の1/2以上として鋳込面より高い位置へ鋳片を引抜くと共に、鋳込面よりも約1.4m高い位置Aまで鋳片内部に液芯を残存させてそれより下流側の鋳片内部に空芯部を形成せしめ、且つ凝固殻厚比を適切にとり該空芯部にロール圧下を加えることにより該空芯部を圧接し中実鋳片として引き抜く連続鋳造法、および該連続鋳造法によって引き抜かれてくる鋳片をひきつずき単ストランドのタンデム型圧延機へ送って圧延する鋼材の一貫連続鋳造・圧延法を開示する。【効果】 従来の湾曲型連続鋳造法を改善することによって、連鋳能率の大幅向上、凝固組織の均一化と芯部欠陥の解消、ニア・ネット・シェイプ化などが容易となり、且つこれをタンデム型圧延機と直結することによって、工業的に実現可能な鋼材の連鋳・圧延直結方式を確立することができた。
請求項(抜粋):
鋼の連続鋳造において,鋳片内部の液芯を鋳片引抜き軌跡の特定点Qでとどめることによって、Q点より下流側の鋳片内部に空芯を形成し、該空芯部をロールで圧接することにより、中実鋳片として引抜くに際し、鋳片横断面形状を長方形とし、鋳片引抜き軌跡が少なくとも鋳型から吐出された直後は湾曲する様な引抜きを行う湾曲型連続鋳造を行い、鋳片引抜き軌跡における湾曲長さを円周の1/2以上として鋳込面より高い位置まで鋳片を引抜くと共に、前記鋳込面よりも大気圧ヘッドに相当する静溶鋼ヘッド高さ分高い位置を特定点Qとし、該Q点における下記式によって求められる凝固殻厚比α(=2d/A)を0.25〜0.85とすることを特徴とする連続鋳造法。式中、d:Q点における鋳片凝固殻厚(m)A:鋳型横断面の短幅寸法(m)
IPC (7件):
B22D 11/128 ,  B22D 11/128 350 ,  B21B 1/00 ,  B21B 1/08 ,  B21B 1/16 ,  B21B 1/46 ,  B22D 11/12

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