特許
J-GLOBAL ID:200903081084166567
車載レーダ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-241782
公開番号(公開出願番号):特開平7-098375
出願日: 1993年09月28日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 本発明はFM-CWレーダを用いて車両前方に存在する複数の障害物に対して距離及び相対速度を検出する車載レーダ装置に関し、車両の進行方向上にない静止体を障害物から除外して認識し得ることを目的とする。【構成】 FM-CWレーダを用いて障害物に対する上昇区間のスペクトルA及び下降区間のスペクトルBを検出する。静止体の場合スペクトルAとスペクトルBとが車速に応じた周波数差となることに鑑み、スペクトルBを車速に応じてシフトしてスペクトルCとし、これをスペクトルAから減じて静止体に係るスペクトルピークを除外したスペクトルDを求める。スペクトルDをスペクトルAから減じて静止体に係るスペクトルピークのみからなるスペクトルEを求める。スペクトルE中に継続的に強度が確保されないものは障害物から除外する。
請求項(抜粋):
所定の変調幅で周期的に周波数が上昇・下降を繰り返す変調波を発信すると共に、該変調波が前方に存在する障害物で反射することにより発生する反射波を受信して、発信波の周波数と受信波の周波数との差をビートスペクトルとして検出し、当該ビートスペクトルに基づいて前記障害物との距離及び相対速度を検出するFM-CWレーダを備えてなる車載レーダ装置において、当該車載レーダ装置の搭載される車両の車速を検出する車速センサと、前記FM-CWレーダが検出したビートスペクトルのピークのうち、前記車速センサの検出する車速と同一の相対速度に相当するものを、前記FM-CWレーダの監視範囲内に存在する静止体のスペクトルとして検出する静止体スペクトル検出手段と、該静止体スペクトル検出手段の検出したスペクトルピークの強度レベルを測定するレベル測定手段と、該レベル測定手段に測定された強度レベルが所定のレベルを越えた状態で継続する時間に基づいて、測定対象とされたスペクトルピークに対応する静止体が車両の進行方向に存在するか否かを判定する静止体判定手段とを有することを特徴とする車載レーダ装置。
IPC (3件):
G01S 13/34
, B60R 21/00
, G01S 13/60
引用特許:
審査官引用 (1件)
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FM-CWレーダ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-035189
出願人:富士通テン株式会社
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