特許
J-GLOBAL ID:200903081088867780
アクティブ・エンジン・マウント装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-200839
公開番号(公開出願番号):特開2000-027930
出願日: 1998年07月15日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、エンジン・マウントやエンジンフット等に経年劣化や温度変化が生じた場合でも、常に最良の制振動作を実行し、最良の乗り心地を維持することができるアクティブ・エンジン・マウント装置を提供することにある。【解決手段】 エンジン・マウント9の前回の固有振動数を固有振動数記憶部37に記憶しておき、エンジン7及びエンジン・マウント9からの振動が合成されエンジンフット2に伝達されるエラー振動からうなり振動成分を振動成分抽出部31で抽出し、この抽出されたうなり振動成分と、前回の固有振動数とに基づいて、エンジン・マウント9の最新の固有振動数を固有振動数推定部33で推定して固有振動数記憶部に記憶させ、最新の固有振動数に基づいて、最新の伝達特性推定値をC*推定部35で推定して固定フィルタ27に更新して記憶させる。
請求項(抜粋):
エンジンからエンジン・マウントを介してエンジンフットに伝達される振動の伝達特性推定値を予め記憶するとともに、この伝達特性推定値を出力する固定フィルタ手段と、エンジン及びエンジン・マウントからの振動が合成されエンジンフットに伝達されるエラー振動を検出するエラー振動検出手段と、前記固定フィルタ手段からの伝達特性推定値と、このエラー振動検出手段で検出されるエラー振動とに基づいて、エラー振動とは逆位相の駆動信号を生成する適応フィルタ手段と、この適応フィルタ手段から与えられる駆動信号に応じてエンジン・マウントを振動する加振手段とを備え、前記エンジンフットに伝達されるエラー振動を最小になるように減衰させるアクティブ・エンジン・マウント装置であって、エンジン・マウントの前回の固有振動数を記憶する固有振動数記憶手段と、前記エラー振動検出手段で検出されるエラー振動からうなり振動成分を抽出する振動成分抽出手段と、この振動成分抽出手段で抽出されたうなり振動成分と、固有振動数記憶手段から読み出した前回の固有振動数とに基づいて、エンジン・マウントの最新の固有振動数を推定して固有振動数記憶手段に記憶させる固有振動数推定手段と、前記固有振動数記憶手段から読み出した最新の固有振動数に基づいて、最新の伝達特性推定値を推定して前記固定フィルタ手段に更新して記憶させる伝達特性推定手段とを備えたことを特徴とするアクティブ・エンジン・マウント装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16F 15/02 A
, B60K 5/12 H
Fターム (6件):
3D035CA31
, 3D035CA43
, 3J048AD03
, 3J048CB12
, 3J048CB19
, 3J048EA01
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