特許
J-GLOBAL ID:200903081098498210

流路分配装置、疑似移動床および連続吸着法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 正夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-154110
公開番号(公開出願番号):特開平8-323104
出願日: 1995年05月30日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【構成】 それぞれが固定バルブおよび回転バルブを有する上部流路分配器1および下部流路分配器2ならびに中間流路分配器3からなる流路分配装置またはそれぞれが固定バルブおよび回転バルブを有する上流側流路分配器7および下流側流路分配器8からなる流路分配装置であり、これらの流路分配装置に複数の吸着塔を結合せしめてなる疑似移動床であり、また、この疑似移動床を使用する連続吸着法である。【効果】 本発明によって吸着の全工程を容易に連続して行うことができるうえ、流路分配装置自体の構造を単純ならしめ、下向流による運転のみならず、上向流による運転も可能とし、多数の吸着塔を静止せしめたままで運転することを可能ならしめるために、所要電力の節減を図ることができる。
請求項(抜粋):
上部流路分配器および下部流路分配器ならびに中間流路分配器を有し、(1) 上部流路分配器および下部流路分配器のそれぞれは、固定バルブおよび該固定バルブと摺接しつつ回転せしめられる回転バルブを有し、該固定バルブと該回転バルブとの摺接面において該固定バルブおよび該回転バルブの少なくとも一方に回転バルブの回転平面と実質的に平行な複数の溝が穿設され、かつ、該固定バルブには該溝と該固定バルブの外面とを連絡するノズル孔が穿設され、(2) 中間流路分配器は、固定バルブおよび該固定バルブと摺接せしめられつつ回転せしめられる回転バルブを有し、該固定バルブには該回転バルブとの摺接面と外面とにそれぞれ開口を有する貫通流路が穿設され、回転バルブには前記の固定バルブの摺接面側の少なくとも2個の開口と連絡せしめられる連通流路が穿設され、(3) 前記の上部流路分配器および下部流路分配器のそれぞれの回転バルブと前記の中間流路分配器の回転バルブとは、上部連絡部および下部連絡部のそれぞれを介して接続されて回転軸体として一体化されて、(4) 前記の上部流路分配器および下部流路分配器のそれぞれの回転バルブ、前記の上部連絡部および下部連絡部のそれぞれと、前記の中間流路分配器の回転バルブとには、前記の上部流路分配器および下部流路分配器のそれぞれの摺接面における溝と前記の中間流路分配器の該固定バルブの摺接面の開口とを接続する連絡流路が一貫して設けられてなることを特徴とする流路分配装置。
IPC (4件):
B01D 15/00 101 ,  B01D 15/00 ,  B01J 8/02 ,  F16K 11/02
FI (4件):
B01D 15/00 101 A ,  B01D 15/00 Z ,  B01J 8/02 Z ,  F16K 11/02 Z

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