特許
J-GLOBAL ID:200903081098511674

衝突形態の判定装置および判定方法並びに乗員保護装置の起動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-291105
公開番号(公開出願番号):特開2001-106021
出願日: 1999年10月13日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 車両の衝突の形態が対称衝突であるか非対称衝突であるかより正確により迅速に判定する。【解決手段】 車両の中央部に設置されたフロアセンサにより検出される減速度Gfが閾値Gthより大きくなった時刻tsから減速度Gfが第1ピークに至る時刻teまでを積分区間として車両の前方左右に設置された左右のフロントセンサにより検出される減速度Gl,Grの時間積分値を計算する。そして、その時間積分値から衝突における左右の占有率Sを演算し、この占有率Sが閾値Srと閾値Slとからなる範囲内にあるときに対称衝突と判定し、占有率Sがこの範囲外のときに非対称衝突と判定する。衝突の形態によらず安定して得られる減速度Gfの第1ピークまでの減速度の時間積分により判定するから、より正確により迅速に衝突の形態を判定することができる。
請求項(抜粋):
車両の衝突の形態が対称衝突であるか非対称衝突であるかを判定する衝突形態判定装置であって、前記車両の中央部近傍に配置され、減速度を検出する中央減速度検出手段と、前記車両の左右の前方に各々配置され、左右各々の減速度を検出する左右減速度検出手段と、前記中央減速度検出手段により検出される減速度が所定値を越えた始点時刻と該減速度が第1極大値に至る極大時刻とを検出する時刻検出手段と、該検出された始点時刻と極大時刻とを積分区間として前記左右減速度検出手段により検出された左右各々の減速度の時間積分値を演算する積分演算手段と、該演算された左右各々の減速度の時間積分値に基づいて車両の衝突の形態が対称衝突であるか非対称衝突であるかを判定する衝突形態判定手段とを備える衝突形態判定装置。
IPC (2件):
B60R 21/32 ,  B60R 21/01
FI (2件):
B60R 21/32 ,  B60R 21/01
Fターム (4件):
3D054EE06 ,  3D054EE14 ,  3D054EE30 ,  3D054FF16

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