特許
J-GLOBAL ID:200903081107529530

小形トランス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 寛治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-243500
公開番号(公開出願番号):特開平10-074630
出願日: 1989年03月17日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 従来の小形トランスに形成されるボビン角筒部とコイルとの間のギャップ(空間)を利用し、トランス形態を更に小形化することができる小形トランスを提供すること。【解決手段】 E形コア16、17は、ヨ-ク部が長方形の板状で、中央脚16b、17bがヨ-ク部の長辺方向に向かって湾曲状に膨出させた上下辺と左右側に形成した傾斜辺とからなるほぼ台形状の断面を有すると共に、その肉厚がヨ-ク部幅より小さく定められ、左右脚が中央脚16b、17bの傾斜辺と対向して平行する対角辺の直角三角形断面を有し、一方、コイル18を巻装するボビン19の角筒部は、上記E形コア16、17の中央脚断面に合せて上下筒部を筒外方向に湾曲形成したほぼ台形状の筒断面となっている。
請求項(抜粋):
角筒部の両側に鍔を有し、端子ピンが上記鍔に固着されたボビンと、このボビンの角筒部外周に巻線されて巻線端部が上記端子ピンに止着されているコイルと、中央脚を上記角筒部内に挿入させるようにして上記ボビンに組付けられたフエライト材からなる2つのE形コアとからなる小形トランスにおいて、上記E形コアは、ヨ-ク部が長方形の板状で、中央脚がヨ-ク部の長辺方向に向かって湾曲状に膨出させた上下辺と左右側に形成した傾斜辺とからなるほぼ台形状の断面を有すると共に、その肉厚がヨ-ク部幅より小さく定められ、左右脚が中央脚の傾斜辺と対向して平行する対角辺の直角三角形断面を有し、一方、上記ボビンの角筒部は、上記E形コアの中央脚断面に合せて上下筒部を筒外方向に湾曲形成したほぼ台形状の筒断面となっていることを特徴とする小形トランス。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-262409
  • 特開昭57-030301

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