特許
J-GLOBAL ID:200903081111054865

安全ベルト用のベルトリトラクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-504804
公開番号(公開出願番号):特表平9-510676
出願日: 1996年07月01日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】安全ベルト用のベルトリトラクタであって、該リトラクタは各々の中に開口(18)が形成されている2つの平行リム(14)を有するハウジング(12)と、ベルトドラム(20)にしてそのハウジング(12)内での回転装着の仕方はドラムの軸線方向端部に設けられたラチェット歯のセット(22)が開口(18)からぐるり間隙を有して配設されるようになされているベルトドラム(20)と、荷重担持爪(30)にして、該爪はベルトドラム(20)との選択的錠止のためそのラチェット歯と噛合うことが出来る爪(30)とを有し、前記ベルトドラムは錠止状態でそれに荷重がかかった時にはラチェット歯(22)がリム(14)の開口(18)内で支持される迄その軸線(C)に関して半径方向にシフトされるようになっているベルトリトラクタにおいて、本発明は前記爪に作用する最大荷重を減少させることを目的としている。この目的のために、前記開口(18)のエッヂにおいて歯のそれぞれのセット(40)が形成されており、該セットはラチェット歯のセット(22)に対応しているとともに、ベルトドラム(20)が高負荷のもと半径方向にシフトされた時にはラチェット歯(22)によって塑性的に変形させられるようになっている。
請求項(抜粋):
安全ベルト用のベルトリトラクタであって、2つの平行なリム(14)を備えたハウジングを有し、該リムの各々には開口(18)が形成され、リトラクタはまたベルトドラム(20)を有し、該ドラムはドラム軸線方向端部に設けられたラチェット歯のセット(22)が全周にわたって前記開口(18)から間隙をもって該開口内に配設されるように、ハウジング(12)内に回転自在に装着され、リトラクタがさらに荷重担持爪(30)を有し、該爪はベルトドラム(20)を選択的にロックすべくベルトドラムのラチェット歯(22)と噛合うことが可能であり、前記ベルトドラム(20)は、該ベルトドラムのラチェット歯(22)がリム(14)の開口(18)内に支持される迄、ロック状態で該ドラムに加えられる荷重によって軸線(C)に関して半径方向に移動するようにされているベルトリトラクタにおいて、前記各開口(18)の縁部に一組の歯(40)が形成され、該一組の歯は前記ラチェット歯(22)のセットに対応するも少なくとも1つの支持部分(42)を有しており、該部分はベルトドラム(20)が高荷重の下で半径方向に移動した時にはラチェット歯(22)によって塑性変形されるようになっていることを特徴とするベルトリトラクタ。

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