特許
J-GLOBAL ID:200903081113431186

位相差式トルク検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮内 利行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-028940
公開番号(公開出願番号):特開平5-196520
出願日: 1992年01月20日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 1つのホール素子でシャフトの位相差に基づいてトルクを検知することができるようにする。【構成】 回転駆動可能なシャフト10の所定位置にリング状の第1磁性体12及びこれから軸方向に所定位置をあけて支持部材16の一端が一体に回転可能に連結される。第1磁性体12の外周には第2磁性体14が配置されており、これらの対向する面には互いに対応する形状及び大きさの複数の凹凸が形成される。第2磁性体14は支持部材16と一体に回転可能に連結される。第1磁性体12及び第2磁性体14の端面の軸方向位置は同一とされており、これらに対向してホール素子18が設けられる。ホール素子18は、第1磁性体12及び第2磁性体14の対向する凹部及び凸部の円周方向の位置の変化による磁界の変化をデューティ比として検出し、これからトルクを検知する。また、ホール素子18から検出される単位時間当りのパルスの数を計数することによって回転速度が算出される。
請求項(抜粋):
回転駆動可能なシャフトの所定位置にリング状の第1磁性体がシャフトと同心に取り付けられており、第1磁性体の外周にはこれと同心にリング状の第2磁性体が配置されており、第2磁性体は支持部材を介してシャフトの第1磁性体の連結位置から軸方向に所定間隔をあけた位置に連結されており、第1磁性体及び第2磁性体の一端面はシャフトに直交する同一平面上に位置しており、第1磁性体の外周面及び第2磁性体の内周面には互いに対応する形状及び大きさの凹部及び凸部が歯車状に形成されており、第1磁性体及び第2磁性体の上記一端面に対向して磁石が配置されており、第1磁性体及び第2磁性体と磁石との間にはこれらの間に発生する磁界を検出する磁界検出器が設けられており、磁界検出器からの信号を処理してトルクを求める信号処理装置を有している位相差式トルク検出装置。

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