特許
J-GLOBAL ID:200903081121103651

レンズをコーティングする方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-308011
公開番号(公開出願番号):特開平7-281006
出願日: 1994年12月12日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【構成】 殊にプラスチックからなる光学レンズ(S)を透明な保護層(P)および透明な光学的単一層または多重層(O)でコーティングするためのインーライン法および装置において、少なくとも2つの真空工程を適用する。第1工程においては、同時に所定量のレンズをコーティングゾーンにおいてPCVD法により、0.5〜10μmの厚さを有する透明な保護層(P)を設ける。第1工程のコーティングゾーンに、通過法により連続的に新しいレンズの部分量を供給し、コーティング後に該部分量を取出す。第2工程において、第1工程から取出された部分量を別の通過法により、保護層(P)よりも小さい厚さを有する透明で反射減少性光学的単一層または多重層(O)を設ける。【効果】 方法はサイクル的に運転でき、前処理工程および後処理工程を有する複雑な製造方法に統合することができ、後続された製造法ないしは製造工程ジャスト・イン・タイムな供給が可能である。
請求項(抜粋):
殊にプラスチックからなる光学レンズ(S)を、透明な保護層(P)および透明な光学的単一層または多重層で、少なくとも2工程で真空中でコーティングし、その際第1工程で同時に所定量のレンズに、コーティングゾーンにおいてPCVD法により、少なくとも主としてケイ素の酸素化合物および/または窒素化合物からなり、0.5〜10μmの厚さおよびレンズ材料の屈折率にできるだけ十分に近接している屈折率を有する透明な保護層(P)を設け、第2工程で保護層(P)よりも小さい厚さを有する光学層(O)を形成する方法において、a) 第1工程のコーティングゾーンに、通過法により連続的に新しいレンズの部分量を供給し、コーティング後部分量を取り出し、b) 第2工程において、第1工程から取出された部分量をもう1つの通過法によって透明、反射減少性光学的単一層および多重層(O)を設け、c) 双方の工程におけるレンズ(S)の運搬速度ないしはサイクル周期を、単位時間あたり平均して各工程により等量のコーティングされたレンズが製造されるように調節することを特徴とするレンズをコーティングする方法。
IPC (5件):
G02B 1/11 ,  C23C 16/34 ,  C23C 16/40 ,  C23C 16/50 ,  C23C 16/54

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