特許
J-GLOBAL ID:200903081122361441
溶接部の耐食性および耐亜鉛脆化割れ性に優れた亜鉛めっき鋼板の溶接方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
田中 久喬
, 内藤 俊太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-222256
公開番号(公開出願番号):特開2006-035293
出願日: 2004年07月29日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
【課題】 亜鉛系合金めっき鋼板をステンレス系溶接ワイヤを用いてアーク溶接する際に、溶接部、特にステンレス系成分の溶接金属の液体金属脆化割れを抑制し、従来に比べ耐食性および耐液体金属脆化割れ性に優れた溶接部が得られる亜鉛系合金めっき鋼板のアーク溶接方法を提供する。【解決手段】 合金成分として、ワイヤ全質量に対する質量%で、C:0.01〜0.05%、Si:0.1〜0.5%、Mn:0.5〜3%、Ni:7〜12%、Cr:24〜30%を含有し、さらに、Mo:1%以下、N:0.1%以下に制限したステンレス系溶接ワイヤを用いて前記亜鉛系合金めっき鋼板の接合部にフェライト相が面積率で25%以上含有し、かつ引張り強さ(TSW)が母材引張り強さ(TSB)に対する比(TSW/TSB)で1.8以下である溶接金属を形成する溶接部の耐食性および耐液体金属脆化割れ性に優れた亜鉛系合金めっき鋼板のアーク溶接方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
亜鉛系合金めっき鋼板のアーク溶接方法において、合金成分として、ワイヤ全質量に対する質量%で、C:0.01〜0.05%、Si:0.1〜0.5%、Mn:0.5〜3%、Ni:7〜12%、Cr:24〜30%を含有し、さらに、Mo:1%以下、N:0.1%以下に制限したステンレス系溶接ワイヤを用いて前記亜鉛系合金めっき鋼板の接合部にフェライト相が面積率で25%以上含有し、かつ引張り強さTSWが下記(1)式を満足する溶接金属を形成することを特徴とする溶接部の耐食性および耐液体金属脆化割れ性に優れた亜鉛系合金めっき鋼板のアーク溶接方法。
TSW/TSB≦1.8 ・・・ (1)
但し、TSBは亜鉛系合金めっき鋼板の母材引張り強さ(MPa)、TSWは溶接金属の引張り強さ(MPa)を示す。
IPC (2件):
FI (2件):
B23K9/23 K
, B23K35/30 320A
Fターム (5件):
4E001AA03
, 4E001BB06
, 4E001CC02
, 4E001EA05
, 4E001EA07
引用特許:
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