特許
J-GLOBAL ID:200903081122554886
過冷却度制御弁および冷凍サイクル
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-127904
公開番号(公開出願番号):特開平7-332807
出願日: 1994年06月09日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 サイクル効率を上げるのに最適なサブクールを得ることのできる冷凍サイクル4の提供。【構成】 室内凝縮器の下流に配されたサブクール制御弁22の弁本体22aには、ダクト内に配された感温筒22bで検知される室内凝縮器の吸込空気の温度変化に応じて内部圧力が変化する一方の圧力室235、室内凝縮器の出口冷媒の温度変化に応じて内部圧力が変化する他方の圧力室236、一方の圧力室235と他方の圧力室236とを区画するダイヤフラム224、このダイヤフラム224の変位に連動して絞り孔231の開度を可変する弁体225、この弁体225を付勢するスプリング226等が設けられている。弁体225は、絞り孔231の開度を大きくする方向に作用する一方の圧力室235の内部圧力と、絞り孔231の開度を小さくする方向に作用する他方の圧力室236の内部圧力およびスプリング226の付勢力とが釣り合った位置に変位する。
請求項(抜粋):
冷媒凝縮器の下流で冷媒通路の通路断面積を可変する弁体を有し、この弁体の弁開度に応じて冷媒流量を調節することにより、前記冷媒凝縮器で得られる過冷却度を制御する過冷却度制御弁において、この過冷却度制御弁は、前記冷媒凝縮器へ送られる空気の温度変化に応じて内部圧力が変化し、空気温度が高い程、その内部圧力により前記弁体の弁開度を大きくする方向へ作用する一方の圧力室、および前記冷媒凝縮器より流出した冷媒の温度変化に応じて内部圧力が変化し、冷媒温度が高い程、その内部圧力により前記弁体の弁開度を小さくする方向へ作用する他方の圧力室を有し、前記一方の圧力室の内部圧力と前記他方の圧力室の内部圧力との圧力差に基づいて前記弁体の弁開度を制御することを特徴とする過冷却度制御弁。
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