特許
J-GLOBAL ID:200903081132747186

レーザー光学音響画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐田 守雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-519218
公開番号(公開出願番号):特表平11-514549
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】本発明はレーザー光音響画像形成及びトモグラフィーの装置及び原理を提供する。レーザー光音響トモグラフィーの基礎は診断対象の吸収性組織内に選択的に発生されたレーザー誘発一過性応力波の時間解像検出である。こうした技術は短レーザー・パルスによって照射された不透明な生物学的組織内に吸収された光の分布の視覚化を可能にしてくれる。レーザー光音響トモグラフィーは、ヘモグラビンなどの種々の組織色素の濃度の増大や疾患組織内での微少循環の増大につながる組織の病理的変化を検出するために用いることができる。本発明による技術はパルス化レーザー励起の利点と音響過渡成分の時間解像検出とを組み合わせている。本発明による技術は生物組織内での光学的不均一性検出のために用いることができる。これらの不均一性には血管、組織層、異常組織、及び損壊された組織を含み、ヒトの器官あるいはその一部の三次元トモグラフィー画像の再構成が行われる。
請求項(抜粋):
十分な深さまで貫通し、光吸収性がより高い疾患組織の小さな体積部分又は層を選択的に加熱するように少なくともひとつのレーザー・パルスで正常な組織の表面を照射するステップと; 上記疾患組織にその疾患組織のそれと類似した特性を有し、正常な組織の表面までほとんど変わらずに伝播する応力波をつくりださせるステップと; 少なくともひとつの光音響トランスジューサでその応力波を検出するステップと; デジタル・オッシロスコープでレーザー誘発応力波の強度と一時的な特性を記録するステップと;そして レーザー誘発応力波の強度と特性をコンピュータで分析するステップを含むレーザー光音響トモグラフィーを用いた正常な組織内部の疾患組織を診断する方法。
IPC (5件):
A61B 8/00 ,  A61B 5/00 ,  G01N 21/00 ,  G01N 29/00 501 ,  G01N 21/17
FI (5件):
A61B 8/00 ,  A61B 5/00 Z ,  G01N 21/00 A ,  G01N 29/00 501 ,  G01N 21/17 610
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (4件)
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