特許
J-GLOBAL ID:200903081143866802

消耗電極式交流アーク溶接機の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-059858
公開番号(公開出願番号):特開平5-261535
出願日: 1992年03月17日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】アークスタート時の多大なスパッタ発生、アーク不安定および溶け込み不足などの溶接欠陥を解消する。【構成】演算制御部13に溶接起動信号TSが入力されると、演算制御部13はEN比率0%にて無負荷電圧の出力を指令し、同時にモータ駆動回路14にFsなるワイヤ送給速度にてワイヤ9を母材11に向けて送給開始の指令をする。ワイヤ9が母材11に接触して溶接出力電流が流れると溶接電流検出部17で検出して、演算制御部13はEN比率0%の時に適正なF0 なるワイヤ送給速度に切り換える。この後、溶接出力のEN比率を増加させて所定のEN比率に到達させる訳であるが、この際、溶接出力のEN比率のみを変化させるのではなく、同時にワイヤ送給速度もその時刻のEN比率に適正なワイヤ送給速度に制御しながら所定のワイヤ送給速度Fxに到達するように制御を行う。
請求項(抜粋):
消耗電極である溶接用ワイヤと被溶接物である母材との間に交流電圧を印加し、前記交流電圧の極性を時分割して反転させアーク溶接を行う消耗電極式交流アーク溶接機の制御方法であって、溶接開始のアーク発生時は消耗電極側がプラスとなる逆極性のみとし、アーク発生後、順次定常溶接時の極性比率となるように時間経過とともに消耗電極側がマイナスとなる正極性の比率を増加させ、かつ、前記時間経過とともに変化する極性比率に応じて前記消耗電極の送給速度も定常溶接時の送給速度を目標値として順次速度増加させるように制御する消耗電極式交流アーク溶接機の制御方法。
IPC (3件):
B23K 9/067 ,  B23K 9/073 530 ,  B23K 9/12 301
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-052769
  • 特開平1-192482
  • 特開平3-052769

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