特許
J-GLOBAL ID:200903081147117545

ディスプレイ装置の誤差拡散処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古澤 俊明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-016567
公開番号(公開出願番号):特開平8-190361
出願日: 1995年01月06日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 フレーム毎の発光輝度特性を更新して誤差拡散を行い、擬似輪郭を防止する装置において、特に低レベルでの拡散ノイズの目立たないものを得ることを目的とする。【構成】 原画素より過去に生じた再現誤差を加算して拡散出力信号を得て擬似中間調表示を行なう装置において、誤差拡散回路11に、表示数カウンタ21と、表示面積率演算部22と、発光輝度偏差特性測定部23と、輝度偏差量演算部24と、加算部28とからなる発光輝度特性取得回路20を結合することにより、発光輝度特性が表示しようとするデータにより変化しても、代表的な発光輝度特性に合わせ込むことなく、刻々と変化するデータに対して変化して、十分階調特性に適応し得る。と同時に、加算部28で実際より大きめの発光輝度レベルとしたので、発光輝度を実際より高めに計算し、誤差を小さくすることによって、誤差拡散後の映像は暗くなり、特に低レベル映像部分での拡散ノイズを減少する効果が得られ、自然な映像となる。
請求項(抜粋):
量子化されて入力した原画素映像信号に、誤差拡散回路11により原画素より過去に生じた再現誤差を加算して拡散出力信号を得て擬似中間調表示を行なう装置において、前記誤差拡散回路11に発光輝度特性取得回路20を結合してなり、この発光輝度特性取得回路20は、Mビットの映像データをそれぞれのビットに対応したM個のカウンタで各ビットの1または複数フレーム中の表示数をカウントする表示数カウンタ21と、この表示数カウンタ21で計数した表示ドット数を、全ドット数で除する演算を行い表示面積率(Sk)を求める表示面積率演算部22と、ROMからなり各ビットの輝度偏差特性を求める発光輝度偏差特性測定部23と、この発光輝度偏差特性測定部23のデータに基づき輝度偏差量を求めて出力する輝度偏差量演算部24と、この輝度偏差量演算部24で求められた輝度偏差量に一定値を加えて実際より大きめの発光輝度レベルを得る加算部28とからなることを特徴とするディスプレイ装置の誤差拡散処理装置。
IPC (2件):
G09G 3/28 ,  G09G 3/36

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