特許
J-GLOBAL ID:200903081150896849

アンチスキッド制御装置におけるフェイルセーフ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-035056
公開番号(公開出願番号):特開平7-242168
出願日: 1994年03月04日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 アンチスキッド制御装置のフェイルセーフ機能を実現しつつ、装置の低コスト化および軽量化を図る。【構成】 アンチスキッド制御を繰返し実行すると、アクチュエータ13を駆動するアンチスキッド制御装置の出力回路などの部材の温度が上昇する。温度検出手段21は、前記部材の温度が予め定める温度以上となったか否かを検出する。たとえば、アンチスキッド制御動作1回当りの部材の温度上昇量を予め定めておき、温度検出手段21は、予め定める時間当りのアンチスキッド制御実行回数を検出する。温度検出手段からの検出結果に応答し、制御禁止手段22が制御手段6の動作を禁止する。したがって、前記アクチュエータ13や出力回路などの前記部材を熱容量の小さい、すなわちたとえば一定格電流の小さいものを使用することができ、誤動作の恐れなく、低コスト化および軽量化を図ることができる。
請求項(抜粋):
車輪が路面に対して高い摩擦制動力を発揮するように、前記車輪の制動油圧を制御するアンチスキッド制御装置におけるフェイルセーフ装置において、前記アンチスキッド制御のために設けられ、アンチスキッド制御を実行することによって温度が上昇する部材に関連して設けられる温度検出手段と、前記温度検出手段の検出結果に応答して、前記部材の温度が予め定める温度以上となると、前記アンチスキッド制御装置の制御動作を禁止する制御禁止手段とを含むことを特徴とするアンチスキッド制御装置におけるフェイルセーフ装置。

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