特許
J-GLOBAL ID:200903081160781438

多孔質酸化チタン皮膜の製造方法及び多孔質酸化チタン皮膜及び窒素酸化物ガス分解用光触媒

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-010550
公開番号(公開出願番号):特開平10-130887
出願日: 1997年01月23日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 チタンの表面に、微細な気孔を無数に有し、広い表面積をもち、活性の高い多孔質酸化チタン皮膜を形成させる方法、及びこの皮膜の特性を応用した、窒素酸化物ガスを効率よく分解できる光触媒を提供する。【解決手段】 グリセロリン酸塩と金属酢酸塩とから成る電解質の水溶液中でチタンを陽極酸化して、液体に可溶な物質を含有する陽極酸化皮膜を作製し、次いで陽極酸化皮膜を水熱処理して、液体に可溶な物質を溶出させる。上記金属酢酸塩としては、アルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の酢酸塩又は酢酸ランタンが好ましい。また、電解質の濃度、組成比率を変化させて陽極酸化を行う。チタン基板又はチタン網に多孔質酸化チタン皮膜を形成させ、窒素酸化物ガス分解用光触媒として用いる。
請求項(抜粋):
グリセロリン酸塩と金属酢酸塩とから成る電解質の水溶液中でチタン基板を陽極酸化して、液体に可溶な物質を含有する、少なくとも 0.1μm の厚さの陽極酸化皮膜を作製する工程と、前記陽極酸化皮膜が形成された前記チタン基板を液体中またはその蒸気中で水熱処理して前記陽極酸化皮膜中の、液体に可溶な物質を溶出させて、微小な気孔を形成させる工程と、から成ることを特徴とする多孔質酸化チタン皮膜の製造方法。
IPC (4件):
C25D 11/26 302 ,  B01J 21/06 ,  B01J 35/02 ,  C01G 23/04
FI (4件):
C25D 11/26 302 ,  B01J 21/06 M ,  B01J 35/02 J ,  C01G 23/04 C

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