特許
J-GLOBAL ID:200903081162111928

油圧エレベータ異常振動診断装置及び油圧エレベータ異常振動診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 武 顕次郎 ,  小林 一夫 ,  鈴木 市郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-000778
公開番号(公開出願番号):特開2007-182282
出願日: 2006年01月05日
公開日(公表日): 2007年07月19日
要約:
【課題】油圧エレベータの異常振動の原因を早期に把握して、原因の調査時間を短縮することを可能とする油圧エレベータ異常振動診断装置及び診断方法を提供することにある。【解決手段】上記課題を、乗りかご内積載量、乗り心地及び油圧エレベータ作動油油温を検出し、この検出データから基準データと比較評価して異常振動の有無を判定し、異常振動と判定されたとき、さらに、最上階に乗りかごを移動させ、プランジャの表面に付着した作動油が下方に滴下するまで乗りかごの位置を所定時間保持した後、乗りかごを下降運転する診断運転を行い、この診断運転中に、再度、前記乗りかご内積載量、乗り心地及び油圧エレベータ作動油油温の検出を行い、この検出データで異常振動を判定し、この結果に基づいて、前記検出データがプランジャのスティックスリップ振動を原因とする異常振動か否かを判定するようにして達成したものである。【選択図】図2
請求項(抜粋):
油圧シリンダ内の油圧によって上下に駆動するプランジャを有する油圧エレベータの昇降時の乗りかご内積載量、乗り心地及び油圧エレベータ作動油油温を検出する検出手段と、この検出手段から出力された検出データを記憶する記憶手段と、当該記憶手段内の検出データを評価し、異常振動を判定する異常判定手段と、当該異常判定手段で異常振動と判定した際、異常振動であることを出力、報知する報知手段とを備える油圧エレベータ異常振動診断装置において、 異常振動の診断のために、最上階に前記油圧エレベータの乗りかごを移動させ、前記プランジャの表面に付着した作動油が下方に滴下するまで前記乗りかごの位置を所定時間保持した後、前記乗りかごを下降運転させる診断運転の際に、前記検出手段によって検出した前記乗りかごの検出データを前記異常判定手段によって評価、判定した結果に基づき、前記検出データが前記プランジャのスティックスリップ振動を原因とする異常振動か否かを判定する振動原因判定手段を備えたことを特徴とする油圧エレベータ異常振動診断装置。
IPC (2件):
B66B 5/00 ,  B66B 9/04
FI (2件):
B66B5/00 G ,  B66B9/04 A
Fターム (6件):
3F301BA02 ,  3F301BD11 ,  3F301CA14 ,  3F304AA05 ,  3F304BA24 ,  3F304ED01
引用特許:
出願人引用 (1件)

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