特許
J-GLOBAL ID:200903081163243259

高流動性のプロピレンブロック共重合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-587018
公開番号(公開出願番号):特表2003-535162
出願日: 2001年05月23日
公開日(公表日): 2003年11月25日
要約:
【要約】この発明は、プロピレン単独重合体50〜80重量%と、プロピレンとは異なる、重合された5〜50重量%のC2-C8アルク-1-エンを有するプロピレン共重合体10〜70重量%とからなり、チーグラー-ナッタ触媒系による2段重合による気相から得ることができるも高流動性のプロピレンブロック共重合体に関する。最初の重合工程で、プロピレンは、全容量に基づけば少なくとも2.0容量%の水素存在下で10〜50bar圧、50〜100°Cの温度かつ0.3〜5時間の反応混合物の平均滞留時間で重合される。最初の重合工程で得たプロピレン単独重合体を、チーグラー-ナッタ触媒系とともに中間の容器に移し、5bar未満まで0.01〜5分間拡張させ、10〜80°Cの温度に維持する。中間容器中の圧力を、次いで気相混合物を圧力下で導入して5〜60barまで上げ、次いでプロピレン単独重合体を、チーグラー-ナッタ触媒系とともに第二重合工程に移す。第2重合工程では、プロピレンとC2-C8アルク-1-エンとの混合物を、10〜50barの圧力、50〜100°Cの温度及び0.5〜5時間の平均滞留時間でプロピレン単独重合体に重合する。第一重合工程で反応したモノマーと第2重合工程で反応したモノマーとの重量比を、4:1〜1:1の範囲に調整する。
請求項(抜粋):
チーグラー・ナッタ触媒系を使用して2段重合によって気相から得られる、プロピレン単独重合体50〜80重量%と、プロピレンと異なり重合されるC2-C8アルケ-1-エン10〜70重量%を含むプロピレン共重合体20〜50重量%とからなり、第1重合段階において、全容積に対して少なくとも2.0容積%の水素の存在下で、圧力10〜50bar、温度50〜100°Cおよび反応混合物の平均滞留時間0.3〜5時間においてプロピレンを重合させ、次いで、第1重合段階で得られたプロピレン単独重合体をチーグラー・ナッタ触媒系とともに中間容器に装入し、中間容器内で、まず、5barよりも低い圧力に0.01〜5分間、減圧し、10〜80°Cの温度に保持し、次いで、ガス混合物を圧入して中間容器内の圧力を5〜60barに再び上昇させ、次いで、プロピレン単独重合体をチーグラー・ナッタ触媒系とともに第2重合段階に移行し、第2重合段階において、圧力10〜50bar、温度50〜100°Cおよび平均滞留時間0.3〜5時間においてプロピレンとC2-C8アルケ-1-エンとの混合物をプロピレン単独重合体に付加重合させ、この場合、第1重合段階および第2重合段階において反応したモノマーの重量比を4:1〜1:1の範囲にあるよう設定した形式の高流動性のプロピレンブロック共重合体。
IPC (4件):
C08F297/08 ,  C08J 5/00 CES ,  D01F 6/30 ,  C08L 53:00
FI (4件):
C08F297/08 ,  C08J 5/00 CES ,  D01F 6/30 ,  C08L 53:00
Fターム (27件):
4F071AA14 ,  4F071AA75 ,  4F071AA88 ,  4F071AH19 ,  4F071BA01 ,  4F071BB06 ,  4F071BB07 ,  4F071BC00 ,  4F071BC01 ,  4J026HA04 ,  4J026HA27 ,  4J026HA35 ,  4J026HA39 ,  4J026HA49 ,  4J026HB02 ,  4J026HB04 ,  4J026HB20 ,  4J026HB27 ,  4J026HB35 ,  4J026HB39 ,  4J026HB43 ,  4J026HB45 ,  4J026HB48 ,  4J026HE01 ,  4L035BB31 ,  4L035EE20 ,  4L035GG02

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