特許
J-GLOBAL ID:200903081163414282

列車接近警報装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-187520
公開番号(公開出願番号):特開平8-048248
出願日: 1994年08月09日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 軌道回路を利用して列車を検知し、可搬式の警報出力装置を介して作業員に退避の指示を行う列車接近警報装置において、列車検出情報が正常に伝達されないときの安全側作動を確保する。【構成】 軌道回路の列車在線情報を取り込んで伝送回線5 にて順次下流側へ伝送するようにした多数のターミナル10のいずれかに警報出力装置20を接続し、所定の警報ゾーン内に列車が在線している場合にターミナル10から警報出力装置20へと警報要の情報を伝達して警報を出力する。このとき、警報出力装置20には、ブザー24aと、補助電源24bと、接点24cとからなる回路を構成し、接点24cは、ターミナル10から入力される電源ライン60に設けたコイル61が非励磁となったときにオンとなるように構成する。
請求項(抜粋):
線路に沿って複数のターミナルを配設し、少なくとも一部のターミナルには軌道回路の列車在線情報を入力すると共に、各ターミナルを連絡する伝送回線を配設して前記列車在線情報を下流側へと伝送し、警報出力装置を接続されたターミナルにおいて、ターミナル間を伝送されてきた列車在線情報に基づいて作業地点に対する列車の接近状況を把握し、該列車の接近状況と警報ゾーンとの関係より警報の要否を判断し、該ターミナルから警報出力装置へと警報要否の判断結果を伝達して警報を出力することで、線路の保守・点検等の線路内作業の際に所定の警報ゾーンに列車が侵入したことを作業員に対して警報する列車接近警報装置であって、前記ターミナルから前記警報出力手段へと警報要否判断の結果が正常に伝達されない状態となっているか否かを判断する異常判断手段と、該異常判断手段によって異常と判断されたときには、警報を出力する異常警報手段とをも備えたことを特徴とする列車接近警報装置。
IPC (3件):
B61L 23/06 ,  B61L 1/18 ,  B61L 23/00

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